獄寺受け

□2010年リボコン騒動
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それから数日後



「はぁ、今日も練習か……」

「獄寺獄寺ぁ〜」



隣で獄寺君の名前を連呼する山本に、オレはまた溜め息を出す。正直ランボよりウザい



「黙りなさいお馬鹿」



グサリと三又槍を刺す骸。いやいやフランじゃないから死ぬよ、山本



「極限に獄寺不足だぁぁァァ!!」

「アホ寺が居ないからランボさんつまんな〜いもんね!!」



お兄さんやランボが騒ぐ。ちなみにヒバリさんに至っては練習に来ていない



「(あぁ、獄寺君の笑顔が懐かしいな……)」



キラキラ輝く笑顔を思い浮かべながらドアを開けた






「あっ、10代目!!おはようございます」



……………あれ?



「……オレ疲れているのかな?獄寺君の幻覚が見える……」

「オレのですか!?下がって下さい10代目。恐らく骸の仕業です!!」



瞬時にダイナマイトを出し構える獄寺君。あれ?君は幻覚じゃないの?



「(でも幻覚だったら超直感で分かるからな……)」

「あっ、10代目!!言うの遅れましたが、オレもリボコン出る事になりました!!」

「えっ、本と「本当かい隼人!!」



いきなりオレを退けて獄寺君に抱きついた黒い塊



「ちょっヒバリ!?10代目を突き飛ばすんじゃねぇ!!」



あの〜ヒバリさん?あなた今まで練習来ていませんでしたよね?



「隼人が居ないのに練習するなんて無意味だからね」

「心の中読まないで下さい」

「おいヒバリ!!お前が練習来ないからリボーンさんに『お前もリボコンに出ろ』って言われたんだぞ!!」

「でも僕と出れるようになって嬉しいでしょ」

「言っとくけど10代目と一緒に出れるから嬉しいんだからな!!」

「はいはい」



……さり気にオレを睨むの止めてくれませんか?



「ご、ごご獄寺ぁぁァァ!!」

「は、隼人くぅぅんンン!!」

「極限にタコ頭だ!!」

「アホ寺発見だもんね!!」



他守護者も獄寺に気づき集まってきた



「獄寺が居なかったからオレ1人でキャラソン練習してたんだぜ」

「1人でいいじゃん。俺達シリーズは終わってるんだからよ」

「そうだよ山本武。隼人は僕と歌うんだから」

「クフフ、君こそ何言ってるんですか雲「獄寺君はオレと歌うよね!!」

「あの……10代目は確かバジルとでしたよね?」

「そうだぞダメツナ。お前らも、アホ牛以外はソロだっただろ」

「リボーン!!」



どこからともなくリボーンが現れた



「いいか、獄寺に無理言って出てもらう事になったんだ。お前らしっかり練習しろよ
あと言い忘れたが、獄寺は10日のみ参加だからな」



おぉ……え、えぇェェエ!?



喜んでいいのか落胆していいのか。そんな気持ちが残ったまま、オレ達は今日もリボコンに向け練習をするのであった






後日


「獄寺、やっぱりお前9日も参加な。予定はオレが無理やり合わせておいた(ニヤリ)」

「は、はい……」



END

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