その他

□お前の仕草一つで
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*スパツナ*
*甘
*未来編と同じ時間軸









ペロペロ





「………………」


「………ん?どうしたんですかスパナさん?」



スパナはツナを見つめている



「……………」


「……スパナさん?」





ペロペロ





「……何でもない」


「?」



ウチは今ボンゴレ10代目のワザ、X-BURNER(イクスバーナー)を完成させるための作業を進めているんだが……





ペロペロ





「……………」


「おい、スパナ。手が止まってるぞ」


「あ、あぁ……」



リボーンに言われ、ボンゴレに向けていた視線を手元に戻し、また作業を再開する





カチャカチャ




ペロペロ





「………………」



どうしても目がボンゴレの方を見てしまう



Sサイズを着せたが小柄すぎて服はダボダボ

大きく開いた前からは無防備に鎖骨や胸元が見えていた

ボンゴレが暇だろうと思ってさっちウチが渡した飴を、大きくて食べれないんだろうか
小さな口から舌を出して舐めていた

おまけに内股に座っているし、身長差の関係で微妙に上目遣いになっているし



一言で言えば《可愛い》



「(これが日本人(ジャッポネーゼ)がよく口に出している萌えってやつか
………うん、可愛い//)」



他のモンを与えるとどうなるんだろ……



ウチは立ち上がってチャブダイの近くに置いてある箱を開ける



「……こんだけか」



中には日本(ジャッポーネ)のメーカーのお菓子やせんべい、まんじゅう、板チョコやなぜかマシュマロなんかが入っていた
(飴は多いから別のに入れている)

その中から板チョコを手に取る



「ボンゴレ。コレ食べるか?」


「ふぇ?」


「///」



チョコを渡すために近づいたせいで完全に上目遣いで見つめられた



「でも飴が……」


「大丈夫だ。ちょうど舐め終わったからウチがそれ舐める」



そう言ってボンゴレの手から飴を奪い、自分の口に入れる



「はい、ボンゴレ」


「あ、あっ……ありがとうございます//」


「………どうした?」


「えっ//い、いえ何も……」



ボンゴレはチョコの包みを取り……





パクッ





そのままかぶりついた



「……普通割るだろ」



「ん?何をですか?」


「普通板チョコというのはその四角い形に沿って割ってから食べるんだ」



チョコの角をハムハム食べるツナにそう言った



「そうなんですか?前にそのまま食べているキャラを漫画で見たんですけど……」


「それは漫画だからな」


「でもオレ板チョコ食べたことなかったから……」



そう言ってチョコをまたハムハム食べ出した



「(……まぁいいや。可愛いから)」



ツナをじっと見た後、また箱のところに戻った






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