その他

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オレっておかしいのか?
だって………ツナのことすげぇ好き。友達としてじゃなく……





「おはようございます10代目!!」


「よっツナ!!」


「おはよう二人共。山本今日朝練ないの?」


「おう!!だから一緒に行けるぜ」


「そっか」



そう言ってフワリと笑った



今日もツナ可愛いのな!!……いや、これマジで言ってるぜ

目は顔からこぼれるんじゃねぇ?ってくらい大きいし

体だってオレと違って小柄で……何か守ってあげたくなるんだよな

あ、あとドジなところも!!何にもないところで転ぶんだぜ
あ〜ツナは本当に可愛いのな〜!!



「…と、山本……」


「オイ野球馬鹿!!」


「んあ?」



名前を呼ばれて現実に戻ったら、いつの間にかツナと獄寺はオレから少し離れたところにいた



「どうしたの?さっきからずっと固まっているけど」


「早くしねぇと10代目が遅刻するだろ!!」


「あ、ワリーワリー」



オレは急いで二人のとこに走っていった



「それでですね……」


「うん」


「……………」



前から思ってたんだけど……獄寺もツナのこと好きなのか?
だってツナにだけは笑顔を見せるんだぜ!!オレはよく睨まれるけどな

ん〜よし、今度聞いてみっか、と思ってたんだけど……





お昼休み

「オレちょっと用があるから……先に二人で屋上行っててくれない?」



そう言われて、今オレ達は屋上に居る



「なぁ獄寺」


「……何だよ」


「お前………ツナのこと好きか?」



今がチャンスだと思ったから聞いてみた



「当たり前だ!!あのお方は偉大だからな!!」


「それはLikeか?それともLoveか?」


「はぁ?お前何言っ「どうなんだよ!!」


「…………お前はどうなんだ?」



獄寺が聞き返した



「オレ?オレはツナのこと好き、もちろんLoveの方だぜ!!あ、でも好きっつーより愛「ストップ!!それ以上言うな」



そう言うと獄寺は立ち上がって一言



「お前本当馬鹿だな。そういうのはオレじゃなくて後ろにいらっしゃる本人に言え!!」


「えっ!?」



慌てて後ろを向くと、入り口に顔を真っ赤にしたツナが立っていた



「10代目、オレは先に戻っていますので」



獄寺は屋上を去る






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