その他

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雲獄


7月7日の夜。ツナの家では七夕パーティーをやっていた



「10代目!!お招きありがとうございます!!」

「あ、うん」

「まぁゆっくりくつろいでいくのな」

「お前の家じゃねぇだろ野球馬鹿!!」



獄寺はツナと山本の3人で話していた。ここには他にリボーン、奈々、ビアンキ、ランボ、イーピン、フウ太。そして……



「………なぁ」

「ん、何?」

「なんでテメェもいるんだよ!!」



群れるのが嫌いなヒバリがいた。しかも獄寺にベッタリ



「いいでしょ。僕はいつも自分の好きな場「はいはい。つーか離せ暑い」



グイグイっと雲雀を押す



「ヤダね」

「うわっ!?余計に抱きつくな、暑い!!果たすぞ!!」

「ご、獄寺くん落ち着いて!?」

「本当ヒバリと獄寺は仲良しなのな!!」



ツナが二人を止める。そこへ……



「まぁヒバリ、離してやれよ」



山本の肩にリボーンが飛び乗り、そう言った



「……赤ん坊がそう言うなら」



雲雀は渋々獄寺を離した



「……ところでリボーンさん、何持ってるんスすか?」



獄寺が聞く。よく見るとリボーンの手には細長い紙が握られていた



「あぁこれか。短冊だぞ」



紙をヒラヒラさせながら答える



「……つーかさ、リボーンって意外とこういうの信じているんだね」

「そんなわけねぇだろダメツナ。ママンが作ってくれたから、一応オレの野望書いただけだ」

「おいおい坊主。野望じゃなくて願い事だぜ」

「細けぇ事は気にするな。あとこれはお前らの分だぞ」



そう言って4人に短冊を渡す。それぞれ、それを受け取った



「(短冊か……。でもさすがにオレももう中二だからこういうあんまり信じてないんだよな
他の3人だって信じているわけな………







…………………







って信じてるしィィィ!?)」



振り向いたツナが見たものは……



「う〜ん、ツチノコにしようかネ○シーにしようか」

「……………」

「願い事っつーたらコレでなのな!!」



マジックを片手に願い事を考えている獄寺と雲雀、スラスラと短冊に書いている山本だった



「よし書けた!!吊しに行こうぜツナ」

「えっ!?」



山本はツナを連れて外に出て行った




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