その他
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山ツナ
「日曜日?」
「おう。空いてるか?」
最近2人で過ごす昼休みが増えた
獄寺君はオレ達に気を利かせているのか、たまに昼休みになると姿を消す(おそらく応接室に行っているのだろう)
そんな日々を過ごしていた10/9(金)。武がこんな事を聞いてきた
「うん大丈夫だよ。でも何で?」
「その日他校との練習試合があってな。ツナに見に来て欲しいなって思って……ダメかな?」
「ううん、いいよ!!どこでやるの?」
「並盛駅から3つ行ったところにT中学ってのがあって。その隣にあるグラウンドだぜ」
「(T中学か。そこまでたどり着けるかな……)」
というわけで
「また付き合わせてごめんね、獄寺君」
「いえいえ。オレも今日ここに用事があったので」
前回(誕生日プレゼントを買いに行った時)みたいに獄寺と一緒に来た
「でもあの時ヒバリさんの勘違いで大変だったんでしょ」
「大丈夫ッス。今回はちゃんとヒバリに話したので」
「そ、そうなんだ。よく許してくれたね」
「ま、まぁちょっと色々ありまして……
あっ、ここを真っ直ぐ行けばT中学に付きます
グランドはその隣にあります」
獄寺君が指差した方向を見ると、少し遠くに学校らしき建物があった
「本当は一緒に行きたいんスが、用事が……」
「そうだったね。ここまで付いてきてくれてありがとう獄寺君」
「いえ、構いませんよ。では失礼します」
獄寺は学校と反対の方へ走って行った
獄寺の背中を見送ると、ツナも振り返り学校へと足を進めた
「えっと……ここの隣がグラウンドだよね……」
無事校門まで着いたツナは周りをキョロキョロ見る
「……あっちに武がいそう」
しかしオレはグラウンドの方ではなくそのまま学校に入って体育館へと向かった
なんかボンゴレの超直感があっちに武がいる、と言っている感じがしたから
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