少年と時々少年な少女の恋物語

□04.嵐の始まり
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今日から桜花と神田は一緒に登校する事なり神田は咲野家の玄関で待っていた。




〜嵐の始まり〜



ドタドタと慌ただしく桜花は支度をしていた。


「…おい、はやくしろ。遅刻したらどうすんだ。」

『ごめんι、今いく〜。じゃあ行ってきます。』


行ってらっしゃいと桜花ママは二人を見送った。


「なんでもっとはやくから起きなかったんだ。」

『だって、起きれなかったんだもん。』


不機嫌な神田はしょうがないので起こしてやることにした。


「はぁιしょうがねぇな。俺が起こしてやるよ。」

『え!?起こしてくれるの?ありがとう、ユウVv』


嬉しそうに笑う桜花をみて少し笑い、起きなかったら置いていくからなと桜花の頭を軽く叩いた。

『Σいたっ、なにするの。頭、叩かなくたっていいじゃない。』

「は?全然、痛くねぇだろが。」

『痛かったわよιユウとは違うの。』


ぷ〜と顔を膨らませなからいじけた桜花をからかっていると

「朝から仲良く登校ってユウは桜花ちゃんと付き合ってんさぁ?」


ユウ、桜花ちゃん。はよ〜とラビはヘラヘラ笑っている。


『Σのわっ、兎いつからいたι』

「バカ兎…、俺をファーストネームで呼ぶんじゃねぇよ!」


神田は不機嫌になりラビを睨む、ラビはオレいつから兎になったんさぁ?ユウも桜花ちゃんもひどいさね。としょんぼりするが再度、付き合っているのかたずねる。


「別に、家が隣同士ってだけで付き合ってねぇよ。」
『どこをどうみたら付き合っているように見えるかわからないな。』


二人は同時にしゃべり正門を通った。


(息、ぴったりさぁ。以外と両想いだったりして)

とラビは心のなかで呟く。





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