少年と時々少年な少女の恋物語
□05.敵視
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キーンコーンカーンコーン♪キーンコーンカーンコーン♪
鐘がなりティエドールによる美術の授業が始まった。
〜敵視〜
「あれ〜?時任さんと後ろの席の生徒はどうしたのかな?」
アレンが答えようとした時、リナリーがフォローする。
「えーとι「咲野さんが具合いが悪いので時任さんが付き添いで保健室にいきました。」
「あぁ、そーなの。それじゃ前の授業の続きしてね。」
それぞれの作業の続きの準備を始めガヤガヤと賑やかになる。
泣きそうになり教室を出て行った、桜花と明日香は屋上にいた。
「遼ちゃん、大丈夫?」
『…うん。ヒックッ ありがとう、明日香。なんか、巻き込んじゃってごめん゛ねυ』
ん〜ん、いいよ。と明日香は桜花を心配する。
「神田君、ひどいよね。なんであんな事いったんだろ?」
『私だけだったのかな?友達だと思ってたのって…。』
好きなのになぁ、ユウのこと。と小声で桜花は言う。
「え!?遼ちゃん?今、何ていったの?」
『ん〜ん、何にも言ってないよι明日香、私はもう大丈夫だから教室に戻って。』
「でも、まd『本当に大丈夫だから、お願い。』」
うん、わかった。六時限目には出てね。と明日香は教室に戻る。
(はぁ〜、どうしよう?教室もどりにくいなぁι)
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