少年と時々少年な少女の恋物語
□07.台風暴走中!
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待てー、人拐い〜とアレンやラビが誘拐された桜花を助ける為に兄、和巳を追い駆けていた。
〜台風暴走中!〜
3人が追い駆けている間、明日香とリナリーは忘れていたプリクラを取り出していた。
「あら、桜花達けっこう面白いプリクラ撮ったわねVv」
「わぁ〜、神田君。お姫様みたいに綺麗だよ!」
二人はプリクラを見ながら早く戻ってこないか、ゲーセンの入り口で待ていた。
和巳はまだ追い駆けてくる3人に驚く。
「はぁ、まだ追ってくるとは…。しつこいな!」
『もうっ、兄さん。いい加減にしてよ!』
「桜花、人前以外では私を兄と呼ぶなと言っただろ!」
桜花はジタバタと暴れまくり
『なによ〜!誰のせいで学校、かえたと思ってるのよ!だいたい、いきなり血が繋がってないからってなんで結婚迫られなきゃならのよ!?』
おかしいだろ!とおもいっきり和巳の溝落ちにパンチを入れて、すかさず逃げる。
ハァ、ハァと息を切らしながら神田達は追い着き
「桜花〜、大丈夫か!? ってなんでこいつうずくまってんだ?」
『ユウ、怖かったよ〜ι』
桜花は神田に抱きつき離れろと神田に怒られるがなかなかはなれずラビ、アレンも離れるように説得する。
「うぅ…ι桜花、殴ることないだろうι私のこと嫌いなのか?」
『嫌いよ、だぁいっ嫌い!!兎に角、二度と私に近付かないで!』
桜花はいいきると走ってもとの道を戻り、絶縁宣言された和巳を残し帰った。
「私は諦めないぞ…。あの計画を実行させる為に!」
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