少年と時々少年な少女の恋物語

□14.台風二号発生中
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学園祭、2日目。今日も喫茶店は大繁盛。昨日、ウエイターだった桜花はウエートレスの格好をしている。



〜台風二号発生中〜




「今日は昨日より客が来てるさぁ。」

「そうですね、やっぱりリナリーや明日香さん目当てのかたが大半でしょうか?」

「リナリー達だけじゃないさぁ!桜花ちゃん目当ての奴もいるさぁι」

「ちっ、女、目当てでくんじゃねぇーよ。」


ラビ、アレンと神田はそんな奴らに呆れる。女子のほとんどが忙しく動いている。
そんななか、桜花と神田の両親達が一緒に来店する。



「いらっしゃいませ〜、5名様ですね。お好きな席にどうぞ♪」

「まぁ、ありがとう。あら、あなた見て!!桜花ったら可愛いいウエイトレスさんだわ!」

『あっ、ママー!パパ、来てくれたんだね♪」


座って待っててと桜花は神田をつれてくる。


「げっ、なんでくんだよι」

『いいじゃん!!せっかく来てくれたんだから嬉しそうにしたら!』

「ユウ、意外と似合っているぞ。さすが、俺達の子だな。」

「ふふ、そうね!!」



桜花の母は神田を見てあることをおもいつき神田の両親達に提案する。

「まぁ、素敵な息子さんね!!あなた、モデルにならなってみない!?」

「はぁ?モデル?」


「「え!?ユウがスカウトされた!?」」

『ちょっと、お母さんてばスカウトなら別の場所でしてよ…。』


名刺を両親にさしだす。名刺には咲野事務所と書いてあり桜花の母はもとモデルであった。


「お前、なんとかしろよ…。俺はいやだ。」

『もう、お母さんやめてよ!ママ、なんとかして。』

「「いいんじゃない?」」

もう桜花母は仕事モードで手がつかれない。桜花の実父が来店する。


『ちょっと!!「Σ桜花…。うぅ…、胸が…。」

「あっあなた…。」


父は胸を押さえ苦しむ。桜花は父が来たことで様子が変わった。




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