アウスレーゼ1

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彼女のこと、よろしくね。




ピクリ、突然の声にヘブラスカは大きな体を僅かに反応させた。

今ヘブラスカの周りには誰もいないため、その反応に気づく者はいなかった。



「今の……声は、」



まさか、あるはずがない。
だが、声が聞こえたのは確かなもの。


そして声の主も間違いなく自分の知っているものの声。

だが、理解できないことはいくつかある。




「彼女とは、誰…だ…?」




(世界の歯車が狂いだす

少女の運命も狂い始める)




to be continued…

 

  
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