君の笑顔に、

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〈コンコン〉



ふぁ「渚、いる?」


『・・・はい・・・入っていいですよ』



ふぁ「うん」




そっとドアを開けて中へ入る


『どうしたんですか?』



ふぁ「様子見に来た」


『そうですか・・・』


ふぁ「ねぇ、なんであんなことしたの?」


『・・・またそのことですか・・・』


ふぁ「みんな心配してたんだよ?」

『心配してくれるのは嬉しいけど、
やっぱ怒られる理由わかんなくて・・・


男だとか女だとか…そんなの関係以内じゃないですか。』


ふぁ「渚、…渚が思ってる以上に

こういう所は危ないんだよ?

あの場で動いちゃったのはいいと思う。

誰だって助けには行くから、
でもな、自分の心配もしろ。」


『…自分の?』

ふぁ「そう。」


『……考えてもみなかったです。

今まで心配なんてされたことなかったんで…。』


ふぁ「ASKは渚のことすっごい心配してたよ?

あんな怒ってたけど内心じゃあそんなこと思ってないから。」




『・・・・・・自分…頼りないですね…。』


ふぁ「・・・」

『もっと強くなったほうが・・・いいのかな?』



み「自分を責めなくていいよ・・・

俺はどっちとかの見方じゃなく

両方の見方だから気持ちはよくわかる

だからASKに謝りにいこ?」



『・・・・・・』


渚は頷いた




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