贈り物

□おしおき
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始めに、これだけは言っておく。
オレは決してロリコンではない、と。
目の前のブロンドの幼女、フォロンは今でこそこんなに幼くなってしまったが、先々週前までは、とても可愛く、綺麗な喧嘩屋の少女だった。
まぁ、オレが色々と調教した所為か、イった反動で放尿したり、見られながらの自慰で感じてしまう淫らな恋人になったわけだが。
フォロンは魔道学者の練が作った若返り薬を、可愛くなれると騙されて飲み干し、見た目七歳位の女の子と化してしまったのだ。
故にオレの恋人としての記憶は一時的に消失し、出会って早々「お兄ちゃん、だぁれ?」なんて言われた。
適当に自己紹介や説明をすると、割と簡単にフォロンと打ち解けることが出来た。
そのことを話したら、「一緒に暮らすお兄さん」と無理矢理でも脳内補正がかかったんじゃないほしみ、と練は笑っていたので心の中で1,2発ブチ込んだ。
元に戻るには時間しかないらしく、二週間たった今でも幼いままだ。
ガキになっちまったってことは、つまりヤれない。
ヤれないってことは、溜まる。
正直、やばい。
リルくんリルくんとオレなんかに懐くフォロンには悪いが、ヤれない分は彼女に払ってもらおう。
と、言うことで、オレは躾と称して、何も知らないフォロンに様々な悪戯をした。
風呂に入れば洗ってあげる、と身体を弄り、食事が終われば零してるぞ、と口に舌を捻じ込む。
嫌がって泣き出すときもあるが、そんなことはオレの関するところじゃない。
それに、フォロンも薬を飲む前からオレに大分開発されていた為か、首筋に弱めに歯を立てると、それだけで大人しくなった。
「いい子だね」と頭を撫で、膨らみが全く無い乳首を舐り、指で股間を触った。
「ひっ……り、りる…くん……ま、また…びくびくって…ぇ…!」
小さな震え、悲鳴と同時に、放尿。
ぐったりとするフォロンの頭をよしよしと撫でてやると、身体を弛緩させニコリと微笑んだ。
…と、こんな日々が続いている。
何だか犯罪の臭い濃厚だが、どんな姿であれフォロンはオレの彼女だ。何をしたってオレの勝手だろ。

小さくなったフォロンと暮らし始めて数日が経ったある朝のことだった。
フォロンが朝から泣きながらオレの元へと駆け寄ってきた。
「…どーしたの?」
「ひぐ……えっく…り、るく…ぐすっ…ごめな、しゃ…」
涙をぽろぽろ零し必死で謝るフォロン。
そのズボンは…びしょびしょだった。
「あー、おねしょしちゃったんだ」
オレがそう言うと、ビクリと震えた後、ぎこちなく頷いた。
「ごめんなさい……りるくん…ごめんなさい…」
何度も何度も謝罪の言葉をオレに向けるフォロンに、悪戯心が湧かない訳が無い。
「悪い子だなぁ。おねしょしちゃうフォロンには……」
ニヤリと笑うと、再びビクリと震えるフォロン。
「『お仕置き』、だな」
途端、フォロンの顔色が変わった。
「も、もうしませんから!!やっ、やだぁ!おしおきやだあああああっ!!」
まだ、一度しかしてないのにな。お仕置き。
余程怖かったのだろう。
あれは確か……フォロンがオレのタバコを全部捨てた時だったな。
「からだにわるいからリルくんすっちゃだめ!」と、彼女なりにオレの身体を気遣ったつもりだが、あの時は怒りが圧倒的に勝った。
理性を失った俺は、フォロンに『お仕置き』をした。
あの日フォロンは恐怖で一日中泣いていた。
我に返り、機嫌を直したオレがフォロンを呼んでも、ごめんなさいごめんなさいと泣くばかりだった。
何かと面倒なのでもうしないつもりだったが…
こうも嫌がられると、逆に嗜虐心が生まれるのもオレだ。
逃げ出そうとするフォロンを捕まえ、ガムテープで両手を後ろ手に縛る。
お仕置きからもう逃れられないと諦めたのか、フォロンは泣いていたものの、抵抗を止めた。
そう、それでいい。
手際よく服を脱がし、びしょびしょのパンツとズボンは洗濯籠に投げ込んだ。
布団は後で一緒に洗濯しておこう。
適当に見つけたネクタイでフォロンの目を塞ぐ。
「ごめんなさい……ごめんなさい…」
震えながら涙を流すフォロン。
とっくにお漏らしの件は水に流した。
ここからはオレの趣味。
「ダァメ。これはお仕置きだからな」
全裸で両手を縛られ、目隠しをされている小さな身体を抱き寄せ、そっと耳打ちする。
するとより一層身体の震えが増した。それが堪らなく愛しい。
手を伸ばした先の引き出しから取り出すのは、ローター。
フォロンは練の薬で小さくなる前から目隠ししてのおもちゃ責めが大嫌いで、大抵泣いて許しを請うていた。
勿論、聞く耳など持たなかったが。
「ひっ……!」
目の前のフォロンも、ローターのヴィィィィィン、という振動音に露骨に恐怖していた。
オレはまず乳首にローターを当てた。
「ひうっ……」
フォロンは眉を顰め、振動するローターに耐えていた。
空いた左手でもう片方の乳首を指で弾く。
「ぃひっ……やら…こわいよ……りる、くん…こわいよぉ…」
ぺちゃんこながら感度は十分。今までの調教をまだ身体が覚えていたのか、単にフォロンの体質か。
ネクタイで表情は見て取れないが、涙は止まることなく、頬を潤していた。
急に、甘い味が恋しくなった。
思ったオレは、フォロンの胸に舌を這わせた。
「きゃうっ…!?な、なに…?りるく…なにしたの…!?」
ああ、目隠しされてるからわからないのか。
オレは答えず、獣の如くフォロンの身体を貪った。
どれくらい経ったか。
「ごめ…なさい…。も…ゆるして……くだ、さい…」
身体より先に心が限界に達したのか。
フォロンは再び謝り始めた。
「ん……ダメ」
オレはそれを一蹴し、へそを舐めた。
「おねしょして…ごめんなさい」
少しだけ、汗の味がした。
ま、あの時の様な怒りはさほど感じていない。今日は少し優しくしてやるか。
今までフォロンの乳首を苛め続けていたローターを、股間に当てた。
「ひゃっ!りるくん、だめ!だめぇ!!」
ローターを拒むかの様に内股になり涎を垂らして嫌がるフォロン。
こっちは早く終わらせてやろうと情けをかけてあげているのに。
「や、ら……また……おしっこ…でちゃう……」
大人フォロンよりも遥かに細い太ももがガクガクと笑う。
オレはニヤつき、股間に押し当てた指の力をさらに強めた。
遂にフォロンに限界が訪れた。
「ひにゃっ……うぁ、ぁぁぁっ!!」
ちょろ、ちょろろろろろろ……。
小さな絶頂と同時、股間から湧き水のように溢れる、生暖かい黄金水。
それは弧を描き、床を、オレの指を汚す。
「う……ぁ、ぁぁ…」
放尿を終え、くたりとオレに体重を預けるフォロン。
その足元には小さな水溜りが出来ていた。
「…ごめんなさい…っく……お、おしっこ…がまん、えぐっ…できなかったの……」
フォロンは息を荒げ、懸命に言葉を紡ぐ。
我慢するも何も、それが目的だからね。
「今日はこれくらいで許してやるか」
ネクタイを取り、ガムテープを外す。
するとフォロンはオレにぎゅっと抱きついた。
「リルくん、リルくん!」
さっきまで誰のおかげで大泣きしていたんだか。
嘆息しながらも、まぁこういうのも悪くないかと、オレは小さなフォロンの小さな身体を、優しく抱きしめた。
「……さて、片付け終わったらメシでも食いに行くか」
「うん!」

〜fin〜

あとがき
リル(デスペラード)とフォロン(喧嘩屋)の神CPの作品集は黎さんのHP(http://nanos.jp/cityescape/)にて連載中です。
リルフォロの使用許可及びこんな残念物書きにリクをして下さった黎さんの大海原のような広い御心に感謝をいたします。
黎さんが企画なさっている『学パロ』も、参加させていただき、もそもそと書いて投稿しています。よろしければご覧下さい。
「アラドで学パロ」(http://nanos.jp/cityescape/page/71/)

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