アラド同人編(おつきさま)

□堕壊
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ズンッ。
「かふ…っ!?」
突如背中に、鈍い衝撃が走った。
ラキウスの"幻影"がその槍の柄でメイジのわき腹を突いたのだった。
発射直前のマジックミサイルは消え、彼女は傷ついたわき腹を押さえ蹲った。
「ど…して……けほっ…幻影が………じっ…たい?」
ふらつきながら立ち上がるメイジに、二人のラキウスはニタリと笑った。
そして。
「ひぎゃあぁあああぁあぁあっ!!!」
同時に、放電した。
強力な電流はたちまちメイジのお気に入りのスカートやブラウスを、その肉体ごと焦がしていく。
「…は…………ぇぉ……」
二人のラキウスの放電が終わると同時に、ドサリと音を立てて倒れるメイジ。
マークウッドにて猛威を振るっていた、雷を操るアルビノ(突然変異)ゴブリンのキノルとは桁違いの電撃に蹂躙された小さな身体は、ビクンビクンと激しく痙攣し。
電流による緊張から開放された全身の筋肉は途端に緩み始め。
「ゃ………ぁ…」
じわぁ…と黄色い水溜りを作った。
少女の股間から放たれるアンモニア臭に反応したのだろうか。
「ガハッ、ガッ、ガァッ!」
「あうっ…!」
突然、ラキウスが倒れているメイジに覆い被さった。
「フン、スンスンッ」
「ひゃ…ひゃめ…」
竜人の親玉はボロボロになったスカートの中に頭を突っ込み、尿がたっぷり染み込んだ下着の臭いを嗅ぎ始めた。
「ギハッ、ガァ…」
荒い呼吸。
「ガ、ガハ……ガギャガッ!」
本物らしいラキウスに命じられ、ラキウスの幻影はメイジの両手首を乱暴に掴んだ。
「や、やめて!放してよ、この化け物!!」
意識が覚醒したメイジは懸命に暴れようとしたが、感電のダメージが予想以上に大きく、身体に力が入らない。
ビリビリと衣服が爪で引き裂かれていく。
例外なく、彼女の『女』を守る純白の下着も、容赦なく切り裂かれた。
産毛の様な淡い陰毛。
誰にも見られたことが無いのに。
メイジは歯噛みし、涙を流す。
「ガハッガハッ!!」
あまりにうるさいため何が起きたかとメイジが首を上げ、絶句した。
「そ……そんな…ことって…」
口から粘ついた涎をたらすラキウスの男根はありえない膨らみを見せ、先端には既に精液らしき白い粘液が零れていた。
ラキウスは身を屈め、自身の息子を宛がう。
「やだ、やだ、やだぁ!!な、何でもするからっ!それだけはやめてぇ!!」
勿論、ラキウスが耳を貸すわけが無かった。
ブチブチッ、ビヂッ。
「い、だぁ!い、痛い!痛いよぉぉぉ!!」
「ガ…ゥ…」
破瓜の血の生温かい感触に一瞬だけ驚いたのだろう、動きを止めたが、すぐにピストンを開始した。
「いだい!やめ、やめてぇぇぇ!!」
言葉が通じるはずは無いのに、必死で叫ぶメイジ。
いくら暴れても幻影の手首を掴む力には敵わない。
ラキウスの重い腰が、華奢なメイジに幾度と無く叩きつけられる。
「グルル……ゲハ…」
「はがっ……」
突然ラキウスの長い舌がメイジの開きっ放しの口に入り込んだ。
ファーストキスまで、化け物に奪われた。
「んぶ…ぶぉぇ……」
長い舌は彼女の歯を舌を喉を存分に犯した。
生臭く変に甘ったるい竜人の唾液に吐き気を催す。
しばらくすると、ラキウスの腰が大きく震えた。
「ガ……ハ…ッ!!」
「ひぁ……あ、あ…」
ドクッ、ドクン、ドクン!!
生温かい液体が、メイジの子宮を満たした。
それは紛れもなく、精子だった。
長時間の射精はメイジの腹を僅かだが膨らませた。
「い、嫌…嫌ぁ……嫌ぁ…!」
少女は涙をぽろぽろと落とし、嗚咽を漏らす。
「グギャ……」
引き抜くと、黄ばんだ精液がごぼりと溢れた。
「うわぁぁぁぁぁ………」
メイジは泣くに泣いた。
化け物の子供を孕んだかもしれないという不安に、シャランの進言を蔑ろにした事に、そして…己の未熟さに。
汚された少女の瞳から、涙が乾くことは無かった。
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