アラド同人編(おつきさま)

□催眠陵辱館〜格闘家編〜
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どれくらいの時間が経ったのか。
格闘家は薄目を開け、ぼんやりとした頭で状況を確認する。
見たことの無い広い空間。金持ちの屋敷か何かだろう。高そうな調度品や絵画が壁に飾ってある。
そして自分はというと、足が地面についていない状態で放置されていた。自分は天井に宙吊りになっているようだ。
鎖で四肢は拘束され、丁度股を広げるような格好をさせられている。
どうやらあの男に拉致されたようだ。
一体…何の目的で?
考えていると、向かいの扉が開いた。
あの太った中年の男に、格闘家が捜していたメイジの少女が抱きつきながら入ってきた。
森で見たボロボロの格好はしておらず、長い髪をツインテールに束ね、何故か華美なメイド服を着ていた。
「目覚めたようだね。気分はどうだ?」
「くっ…お前は誰だ!!その子を早く返してやれ!!」
ガチャガチャと暴れるが、頑丈な鎖はびくともしない。
「ハハハ、こいつは自ら私の奴隷志願をしたのだ。帰る気などさらさら無いだろうよ。なぁ?」
「はい。私の心と身体は、永劫ご主人様のためのみにあるのです」
「なっ!?」
どういうことだ…?
「さぁ、その女に教えてやれ。格闘とやらでは得られぬ女の悦びを」
「かしこまりました」
メイジは主人に微笑み、拘束された格闘家を見上げる。
何をされるのか予想できない格闘家は、露骨に恐怖の表情を浮かび上がらせた。
「力抜いて、暴れないでね?」
ポケットからハサミを取りだし、格闘家の下着のような形のタイトスパッツの股間部分を切り落とす。
白い布地に隠された女の部分が、メイジと主人の目の下に晒された。
「へぇー、こんな形してるんだぁ……くすっ」
「み、見るなぁ…!」
引き締まった体。無駄な贅肉がない分、恥丘の形もはっきりしたものであった。
誰にも見られたことの無い部位を見られ、羞恥で頬を染めながら顔を背ける格闘家。
「ぺろぺろしてあげるねっ」
メイジは格闘家の太ももを抱え、股座に顔を埋め、舌を這わせた。
「ふぁっ!?や、やめて…!!」
慣れない感触に戸惑い、怯える。
必死に涙を堪える格闘家に、メイジはまるで子供をあやすかのような穏やかな声で微笑んだ。
「ふふ、もじもじしちゃって……かぁいい♪」
「ひっ、いやぁ……っ!た、たすけて…!」
経験の無い身体の変調に身を震わせ、小さな悲鳴を上げて助けを求める。
「んふっ……れろれろっ、れる……ぴちゅ…」
「…うっ…く……こ、怖いっ、よぉ…」
掠れるような声。遂に我慢を諦め、涙を零し始めた。
恐怖と共に昇り詰めるのは、強い尿意。
「お、おね……がい…」
「ん?イきそう?」
すすり泣く格闘家に、メイジはきょとんとする。
「……トイ、レ…行かせ…て…」
「えー……?」
メイジからしたら興醒めもいいところだったのであろうが、格闘家にとっては切実な思いであった。
「ひっく……お願い…だからぁ…とっ、トイレ………トイレぇ…えっ、く……い、か…せて…くだしゃい…」
「どうしてぇ?」
焦らすメイジに泣きながら叫ぶ。
「漏れそうなのっ!!お、おしっこ漏れちゃうからぁ!!」
「ふーん……じゃあしょうがないか…」
メイジの言葉を聞き、安堵の息を吐く格闘家。
プライドもへったくれもない。今はただ、トイレに行きたい。
しかし、彼女の見通しは甘かった。
「ここで出しちゃおっか!」
「へっ!?」
メイジは一本の細い綿棒をポケットから取り出し、オイルを染み込ませた上で、格闘家の膣口…尿道を弄った。
「ひにゃぁ…っ!?あっくぁ!!やめ…ぇ……!!」
「ほらぁ、我慢しないで?出しちゃっていいんだよ?」
くちゅくちゅと卑猥な音と共に、綿棒が尿道口を刺激する。
格闘家は耐えた。一生懸命に耐えた。
しかし健闘虚しく、彼女の身体はメイジや男が望んだ反応を示した。
「うぁ…ぁ……も、ダメ……ぇっ!?」
格闘家が叫んだ瞬間、ぷしゃっ、と水滴が迸った。
それを契機に、黄金色の温水が弧を描いて溢れ出す。
「うわぁぁぁぁっ!!」
じょぼっ、じょぼぼぼ、じょぼじょぼろろろろ………。
勢いは暫く収まらず、床に水溜りを作った。
「はぁぁぁぁぁ………」
長い放尿に、長い溜息。開放感で身体を痙攣させながらぐったりとする格闘家。
恥辱に唇を噛み締め、目を伏せて嗚咽を漏らす。
それでも瞳にはまだまだ揺らぐことの無い信念が灯っていた。
必ずこの男を倒し、メイジを連れて帰る、と。
「この程度では音を上げない、か…」
主人は重たそうに立ち上がり、格闘家の目の前に歩み寄った。
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