アラド同人編(おつきさま)

□催眠陵辱館〜女性ガンナー編〜
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翌朝。
「う……ん…?」
遠くで雀の囀りが聞こえる。朝か。
目の前には、高そうなソファーとガラス製のテーブルが置いてある。壁には絵画が飾られ、部屋の隅には奇妙なオブジェも鎮座していた。かなり広い部屋。恐らくは富豪の屋敷の一室であろう。
自分はXの文字を描いた十字架に磔にされているらしく、身体を大の字にしたままの状態で拘束されていた。
「ふっ……寒っ…」
不意に肌寒さを覚え、すぐに納得する。
武器はおろか、パンティを除く衣服が全て奪われ、ほぼ全裸の状態で磔にされていたのだ。
五分後、三人の男女が同時に、ガンナーの居る部屋に入室した。
メイド服を着、道具箱を手にする格闘家と、同じデザインのメイド服を着用し、香炉を持っているメイジ。そして醜く肥えた不潔そうな男の三人だ。
男がまずソファーの中央にふてぶてしく座り、次にそれぞれ手に持った道具をテーブルに置いた二人の従者が男に甘えるように両脇に座った。
格闘家はガンナーを指差し、やや得意気に主人らしき太った中年の男に報告した。
「昨晩屋敷を嗅ぎ回っていたネズミです。が、頑張って捕まえましたっ!」
男はガンナーを一瞥し、舌なめずりをした後、格闘家の頭を撫でた。
「そうか、よくやったな…」
「えへへ…っ。ありがとうございます!」
褒美をやろう、と男は格闘家の唇を奪った。
「ん……んちゅ…ちゅぅ……れるれぅ……」
格闘家は蕩けきった顔で、男の与える褒美を甘受する。
一方メイジは嫉妬からか、ぷぅ、と頬を膨らませながら拗ねていた。
「…あなたが」
ここでガンナーが口を開いた。その瞳には、やり場の無い怒りが込められていた。
「あなたが、この子達の心を奪ったのね」
彼女の問いに、男は考える素振りを見せた。
「それは違うな。私は彼女らの本当の願いを叶えてやっているまでだ。道徳や世間体などという下らぬ檻から解放し、野放しにしてやったのだよ」
メイジの身体を抱き寄せながら、男は続ける。メイジはすぐにしなだれかかり、甘い吐息を漏らした。
「お前にも…ガンナーとしてではなく、本当に望んだ生き方があるはずだ。理性と自制心に殺されてしまった哀れな『本能』がな。どれ、私が息を吹きかえらせてやろうか。お前の『本能』を」
「こ、来ないで…!」
立ち上がり、体中にへばり付く贅肉を揺らしながらガンナーに近づく男。
男の大きな手が、彼女の頭を包む。
「う、うぁ……ぁ…」
たったそれだけの行為。逆に気味が悪い。まだ、殺すなり犯されるなりした方がましだった。
暫くすると、男は突然大声で笑い出した。
「ブハハハハッ!!こやつは面白い体質を持っているようだ。……どれ、お前たち。折角の客人だ。丁重にもてなしてやれ」
「かしこまりました、ご主人様」
二人が一糸乱れぬタイミングで答え、メイジがテーブルの上の香炉に火を点け、薄桃色をした煙を部屋に充満させる。
そして再びソファーに座り、ズボンやパンツを脱ぐ男に、手で奉仕を開始した。
格闘家は道具箱を開け、様々な……玩具を取り出した。
バイブ、エッグローター、マッサージャー。どれもこれもが、皮肉にもガンナーの生まれ故郷、天界の技術で作成されたものであった。
「う……っはぅ……!」
道具がテーブルに並ぶのをただ眺めることしか出来なかったガンナーが、突然震えだした。
既に乳首は硬さを帯び、秘部もひくつきながら涎を垂らし、パンティを濡らす。
「効果が現れたようだな?」
「その……煙、は…?」
ぽとぽとと、下着で受け止めきれない量の愛液を床に落としながら小さな声で聞く。男はニヤリと笑った。
「何……特別に調合させた強力な媚薬だ。気化したそれが、お前の身体を蝕んでいるんだろうな」
彼女だけではない。メイジは息を荒げ、奉仕を続けながらも男の太ももに股を擦り付けて喘ぎ声を上げ、格闘家も上気した顔で太ももを摺り合わせつつ、道具の準備をしていた。
「じゅ、準備…出来ました……」
快楽に負けまいと、力を振り絞ってガンナーの乳首にローターを添えテープで固定し、膣内にバイブを挿入した上で、落ちないようにもう一度パンティを履かせる格闘家。ふやけた膣は抵抗無くバイブを簡単に収めてしまった。
カチッ。格闘家がスイッチを入れた。
「ひぃうっ!!」
ビクンッ、と大きく仰け反り、ガンナーは目を見開く。
「あっ……い…くぅぅんっ……」
二つのローターは小刻みに振動し胸を責め、バイブはウィンウィンとくぐもった音を出しながら彼女の膣内を蠢いていた。
「はぁ、あぉぉ……っふ、いひああっ!!」
上下二つの口から唾液を垂らし、望まぬ快感に身を震わせる。
彼女の淫らな姿を見ていた格闘家も最早我慢出来なくなったらしく、へたり込み、くちゅくちゅ音を立てて切なさに身を焦がす膣内を指で慰めていた。
それには主人もやや眉を顰め、叱責する。
「誰が一人で楽しんでいいと言った?」
男に怒られ、格闘家は涙を流しながら弁明した。
「ご、ごめんなさいっ!!でも…でも、ゆ、指が……勝手、に…!」
「仕様の無い奴だ。どれ、こっちに来い」
主人が格闘家を抱きしめ、太い指で彼女の股間を弄った。
「ふゃあああっ!?い、イっちゃう!!イっちゃいます!!」
「ああ、我慢しなくていいぞ?」
男の指先が彼女の膣内の奥、子宮口を引っ掻いた。
「ひぎっ!イく、イくぅぅあああああああああっ!!」
ビクンビクン。信じられない程の勢いで格闘家の身体が跳ねた。
「あ……はぁ……はぅっ…ひぃ……はふ…」
時折余韻に打ち震えながらも、満足そうな表情で床に四肢を投げ出している。
こちらも、もう限界だ。
絶えず機械に責められ、思考も薄らいでいる。
「もう……だ、め……イく…!」
ガンナーの膣内が、大きく収縮した。
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