小説2

□トップ小話再録 2012.9月の分まで
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「この紋所が目に入らぬかー」
「違う、違うヨザック、なんかちょっと違う!」
「え、だって坊ちゃん、これはこういう決めセリフだって…」
「いや間違ってはいないけど、それだとちょっと違う話になるからさ」
「じゃあもうひとつのセリフで…スケバンってか!」
「てかって何だよてかって!?」
「…こんなところにコンラッドの悪影響が…」
「違うヨザック、刑事だ、デーカー!」
「つか、なんでミニスカート? この時代はロングだろ」
「だってこっちの方が可愛いじゃな〜い。自慢の脚線美を見せれるし」
「……それは脚線美って言わないよ」
「僕はダチョウを思い出しちゃったよ」

「…なんで俺達まで…」
「どうでもいいが、この紙でどうやって戦うんだ?」
「このガラス球は投げればまだ使えるけどなあ…」
「編み針を使えと言われたが…くまちゃんはいらんのか?」




 あややで映画化するというのは描いてから知りました。そして「おっ時事ネタになったじゃん、ラッキー」とか思いました。
 どうでもいいですが、私はこの作者の作品を殆ど読んでいるということにこないだ気付いて自分でもビックリな、スケバン刑事でした。
 06.3.17
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