□七色の華色―第参章 蒼―
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「な、なんで?」
私は静かに呻く。
「なんで!!」
誰も居ない大きな古城と化してる家で私は叫んだ。
誰も居なくなった家は寂しかった。
「なんで....。」
思わず涙を流し嗚咽を漏らす。
でも私は涙を堪えながら叫んだ。
「あ、の...『紅色』の、、所為だ!!」
私は1週間何も口にしていなかった所為か、叫んだ後静かに倒れた。
この後の目覚めるまでのことは覚えていない。
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