見るもの全てに…
□桜色
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〜〜桜色〜〜
ほんのりと、
だけど確かに、
降りゆくもの
それは…
貴方があんなにも見たがっていた桜だった
何故、何も言わなかったの?
どうして教えてくれなかったの?
募る思いは沢山あって、
そう考える時だって涙は止まらず、
流れる桜は儚げに
目の前には一面に桜がある、
桃色世界が広がった。
居るはずの無い貴方が、
この世界にあるはずの無い貴方が
一瞬、
僕の目の前に現れた気がした
幻かもしれないけど、
僕は信じてる。
また会いに来てくれるように
目印を。
大きな、大きな旗を
桜色の旗をいつも胸に掲げ
会いに来るのを待ってます。