誰のために…

□主と家臣
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小さい頃から貴方を見てきた




笑顔の貴方も




涙する貴方も





全て見てきた。








一人の家臣として。




一人の人間として。






強くて




   脆い





貴方をお守りしたいと、思った






主として、





一人の男として、



必死に苦痛や悲しみに耐える貴方の




心の休め所に、
    なりたかった






いつしか、


俺の居場所も貴方の傍だった。





貴方を信じ




貴方と戦い




貴方を守る







貴方だから着いて行こうと、


思えたのです。







「政宗様…」
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