近き夢想空間への鍵

□ひとときの夢
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「ユーリ」

と金髪の青年が黒髪の青年に声をかけた。
その黒髪の青年ユーリは金髪の青年フレンを振り返り返事をした。

すると、エステル、カロル、ジュディス、リタ、レイヴン、パティが歩くのをとめた。

「アイヒープ先輩たちからの手紙だよ、僕とユーリ宛に。」

 フレンは封筒を見せながら言った。

「ヒスカとシャスティルから?んでなんて書いてあったんだ?」

 ユーリは興味ありげにきいた。

「なんでもシゾンタニアで皆であわないかだって。」

「シゾンタニアか…あの日以来行ってないな…」

「シゾンタニアってどんなところです?」
 エステルが首をかしげながら聞いた。

「俺とフレンが騎士団に入って最初に赴任した場所だよ。なんか下町の感じに似てるかな。」

「へぇ、ボク見に行ってみたいな。」
 とカロルが言い
「私も見てみたいわw」
「私もです」
「おっさんもー」
「別にいいんじゃない?」
「ワウ!」
「おもしろそうなのじゃ。」

とカロル、ジュディス、エステル、レイヴン、リタ、ラピード、パティの順で返事が来た。

「そうだね、ほかにもユルギス副隊長やエルヴィンとかもくるみたいだよw」
「...あぁあいつらか…?」
「ユーリいくらなんでもソレは…」
 
 皆がユーリをジーっとみた。
「悪かったってwしょうがねえだろ人覚えるの苦手なんだから…」

「しょうがないなユーリは。」
「まぁいこうじゃねえかw」
 
 ユーリは開き直り言った。
「はぁ…まったく。まぁいいけどさ。」
「よっし、んじゃきまりだな。行くか!」
 
 と行くことが決まり、9人?(8人プラス一匹)はシゾンタニアへと向かった。 
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