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□天邪鬼はどんな夢を見る!?
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ここは許昌、魏の首都である
宮殿の一室
郭嘉 奉公こと稟の部屋
現在時刻は一刀の世界の深夜2時ぐらいになるであろう
もちろんすでに皆寝静まっている
それは稟も同じである
ただ一点、おかしな点を除いては
稟
「…りんさ……そんな…わ…しの…」
寝言を漏らす稟
どんな夢を見ているのだろうか?
今日は稟の夢の中にお邪魔してみよう
稟
「ああ…華琳様…そんなところまで…」
どうやら華琳の部屋のようだ
寝台には華琳と稟の姿がある
で、もちろん二人は閨を共にしてるわけで…(夢の中ではあるが)
華琳
「ようやく私と閨を共にすることができるようになったのね、稟」
稟
「そ、そんな…華琳様…私はあなたのためになどと…私があなたに仕えているのは…」
いつも通りに言い訳を始める稟
しかしここは稟の夢の中
今回ばかりは稟の妄想が詰まった流れになる
華琳
「あら、いいじゃない。稟よく見てみなさい」
華琳は稟の鼻を指す
稟
「…?…あ、鼻血が出てない!」
華琳
「そうよ、稟。よく頑張ったわね…それじゃ、ご褒美をあげなきゃ、ね…?」
そうやって稟との徐々に距離を詰める華琳
稟
「な…か、華琳様…」
華琳
「今日は満足するまで帰さないわよ…」
そして華琳に捕まり寝台に押し倒される稟
稟
「か、華琳様…ようやく…私は…その…女として…」
華琳
「ふふっ…稟。可愛くなったわね…これも一刀のお陰かしら?」
稟
「な…か、一刀殿はその…戦友であり…その…」
華琳
「あらあら…我が軍が誇る英知も寝台の上では純なのね…可愛いわ…」
稟
「ああ…華琳様…」
と、その頃稟の部屋
一刀
「おいおい…最近は夢でもこんな状態かよ?」
風
「稟ちゃんは天性の妄想屋さんですからね〜」
二人の目の前で寝てる稟は寝ながら鼻血を出していた
すでに稟が寝ている寝台は血の海と化している
稟
「ああ…華琳様…今宵は…ぷはっ…」
やはり稟の妄想癖と鼻血克服より天下の平定の方が早そうであった