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それではっ↓










明日も明後日もずーっと!




【ラブラブしてますもの】




チュンチュン…なぁんて鳥の鳴き声で目が覚めたらきっとその日の目覚めは最高なんだろうな…そういつも思ったりするワケだけど、さ……



「相変わらずアホ面して寝てんな」



く、って笑い声をこらえながら人を小馬鹿にするこのやろーにほぼ毎日起こされる僕に目覚めの良い朝が訪れるワケがない。



「…ほっといて下さいよ……」


眠い。だるい。痛い(どこが、とは言いませんけど!)
そんな僕にとっての三大辛いは90%彼のせいだと言うのに。
のんきに僕の顔を見てくる神田がニクい。


「眉間にシワ出来てんぞ」


誰のせいだ。誰の。

…僕の眉間に指を押し当ててくる神田の顔を見ながら神田には絶対言われたくないと凄く、物凄く思いながらも、今の神田のいつもの不機嫌じゃないその顔にときめいた僕は重症なんだと思う(いつもその顔で居れば良いのに。あっでもそしたら余計神田モテちゃうから今のナシ)



「…何僕のほっぺ触ってんですか」

「ぶにぶにしてんな」

ぶにぶに、って可愛くない言われ方しても嬉しくない。
せめてぷにぷに〜とか言わば良いもんを。
いや、それを真顔で言う神田はちょっとキモチワルイかもだからやめやめ。

「…人の顔見て何、笑ってんだ」

やば。顔に出てた。

「いーえ!別に何でもないですー」

「ぜってぇ何もなくないだろ…」

少し不機嫌になったらしい神田の眉間にはシワが出来ててなんだ、もういつもの顔に戻っちゃった。

「神田も眉間にシワ、出来てる」

そう言ってさっき神田にされたみたいに指を眉間に当てようとしたら、ふに、って本当にかるーくキスされた。


「…いきなり何するんですか」

「したくなった」


理由になってないし。
…っていうかもしも僕が本当に魅力的ですぐキスしたくなるんだとしてもタイミングを考えるべきだ。


「するなら言って下さいよ…心臓に悪いです」

そしてこっちも。
不意打ちすぎて困る。




「……じゃあ言ってからなら良いんだな」

いきなりの発言に、はぁ?って聞き返そうとしたらまた、心臓にワルイ

「キスするから」


そう、言った通り唇にキスされた。




「……ばか」

「お前も大概馬鹿だろ」



ぷ、ってお互い吹くのをこらえてる顔は真っ赤で。
目覚めが良いわけじゃな
い。
でも、こんなに幸せな朝、あっても良いよね?












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