お久しぶりです。吉田禅です。
長らく席をはずしてしまいました。
ゆるりと戻ってきて、今、あの頃の日々を思い出しています。
相方の砂糖は元気でしょうか。
今では連絡をとっていません。
でもきっと元気にがんばっていることでしょう。
吉田も毎日がとても充実していて、個人で活動していたサイトのほうものんびりではありますが執筆を続けています。
今の私があるのは、Doorsのおかげだと思っています。
ここは私の原点なのです。
更新が止まった今でもサイトを残しているのは、未練があるからといって間違いはないでしょう。
まだ終わっていない、はじまったばかりじゃないか、最後まで書かせてくれ、と。
いつか砂糖が私の隣に戻ってきてくれるんじゃないか、とどこか心の片隅で待っている自分がいるのも確かです。
今だから正直に言えますが…
当時私は書くのがとてもとても楽しくてどんどん書いて。
一人で走っていたんです。
そして後ろを追いかけてくる相方を待っていました。
でもなかなか追いついてこないんです。
活動停止、活動再開、活動停止、活動再開。
あの子は途中で何度も何度も転ぶんです。
私はいつしか、相方を待っていることに疲れてしまいました。
当時は孤独感にさいなまれ、裏切られたんだと感じ怒りも湧きましたが、今では何も感じません。
きっと私はあの子に押し付けていたのでしょう。
自分の居場所はここしかないと思っていましたから。
今でも資料はすべて手元にとっておいてあります。
忘れられない、忘れたくない。
今、ふたりでつくりあげたオリキャラたちの時間は、あの頃のまま止まっている。
できることなら動かしてあげたい、生かしてあげたい。
でも駄目なんです。
私が一人で動くのは許されない。

砂糖が今どこで何をしているのかを私は知りません。
私は一人で前に進んでいます。
できることなら、もう一度やりなおしたい。
ふたりでもう一度、あの頃の熱を取り戻したい。
でももう、私からは歩み寄りません。
私が口を開けば時間は動き始めるでしょう。
でもそれでは意味がないのです。
きっとまた繰り返してしまう。

さて、つい長くなってしまいました。
これを砂糖が見てくれるのかはわかりません。
一生あの子の目にはいることはないかもしれません。
それでも。
書いたこと、これが私の考えのすべてです。
みなさん、ひとたびさようなら。
もしまた戻ってくることになったとしたら、それはとてもよろこばしいことですね。
このサイトは、いつまで残しておくかは未定です。
私の気まぐれで消してしまうかもしれません。
でもできることなら消したくない。
私の愛すべき原点ですから。
でもこれはわがままですよね。
更新しない時間のとまってしまったサイトを残しておくなんて。
お願いですフォレストさん、もう少し悩ませてください。

みなさま、長らくDoorsにお付き合いしていただきありがとうございました。
更新を待っていてくださった方もいると思います。
本当に申し訳ありません。
吉田は個人で活動を続けてまいります。
これからもどうぞよろしくおねがいいたします。
http://nanos.jp/moment03/

2014.01.12






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