小説なのよぉー
□ロ4.罰
1ページ/5ページ
あれから一週間がたった。
ガッシャーンッッ
「ご、ごめんなさぁいッ」
……これで何回目だ…?
愛香チャンが皿を割った回数は…
「大丈夫?怪我ない?」
「ごめんなさい舞月サン…」
「気にしないで。ほうき持ってくるから待ってて」
全く…
あの子はそそっかしいと言うか…なんていうか…
もう一週間もたつしなれてもいい時期だと思うんだが…
まぁ店長にあの子の事は任されてるししっかりしなきゃな!!
そう心で呟いて、ほうきを見つけ愛香チャンの所へ戻ろうとした時、
「…ねぇねぇ、あんた新人の子?」
「あぁーあ。お皿割ったんだ?これで何回目?」
「ご、ごめんなさい…」
ぴくり
話声が聞こえた。
→