斬り番用書物室

□猫好きな犬
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政宗殿と某は本来の姿つまり猫と犬。


仲良くなんて普通は有り得ませぬのだが…

「政宗殿…天気が良くて最高の散歩日和でござるな(笑)」


「ああ…暖かいな。賑やかだな(笑)」


某はゆっくり歩きながら上田城下の町を歩いて居ると


「見て、にゃんことわんこが一緒に居る〜」

「猫だ」 「犬だ」


子供達が集まって来てしまった…(汗)


「政宗殿…子供はお嫌いか?嫌なら逃げましょうぞ?」


「平気だよ。嫌いじゃないし…それにあいつ等…(笑)」


子供は元気良く某と政宗殿に向かって駆けてきた。


「龍のニャンコ(笑)また会えた(嬉)」


子供達は政宗殿を撫でまくり…凄い。


「龍のニャンコ!ワンコの友達連れて来たんだね(笑)」


子供は某も撫でまわされる…汗


「ニャーオン…ゴロゴロ(喉鳴)」


政宗殿は慣れた感じで一人一人に擦り寄り喉を撫でられて気持ち良さそうにござる。


声もちょっと猫撫で声だ…というか猫か。


成程!だから猫撫で声か…納得!!


男の子が某を撫でながら首に着けた六文銭をみてパッと閃いたらしい…

掌を叩き


「このワンコのピッタリのあだ名考えたよ(笑)」


「何何教えて(笑)」


どうやら某のあだ名を考えたらしい…


「赤虎のワンコ!鉢巻きも付けてるから(笑)」


赤虎とは…??


政宗殿は此方を見て笑いながらコソッと


「ニャーーウ?ニャン…?(いいじゃねーか(笑)暑苦しいワンコじゃなくて良かったな?クックックッ…)」


「ワウーワンワン…!?(酷い政宗殿〜泣。暑苦しい!某は暑苦しいでござるかー!?)」


某は政宗殿に抱きついて聞いてみた。


「ニ゛ャアァー(シット!重いわ!今の体格差を考えて行動しろや(怒))」


政宗殿からキレのいい爪撃を喰らいました。

「龍のニャンコに赤虎のワンコが乗っかった〜(笑)」


「赤虎のワンコ。犬と猫では子は作れないよ(笑)龍のニャンコは雄だしね(笑)」


「馬鹿だなワンコ〜(笑)」


政宗殿は顔を赤らめそっぽ向いてる…(赤面)

こ…子供!?子作り!?

「ワオーンー!!(破廉恥である〜!!)」

某はついつい叫んでしまい

「ニャア!(ウルセェー!)」

二度目の爪撃を喰らいました…痛い。


子供達は笑われたりしながらも楽しかった。
夫婦漫才見たいでござるな…(笑)
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