斬り番用書物室
□愛してます〜幸政〜
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政宗殿は片倉殿の言葉に
「小十郎…団子没収するぜぇ?喧嘩売ってンのか?(不適に笑い)」
「いや、失礼…本当の事を言い過ぎましたか…(不適に笑い)」
なんというやりとり
うちも負けられませぬな…佐助は甘いからな…(汗)
片倉殿が此方を見て
「真田殿…こんな政宗様だが頼んだぞ!まぁ…俺も一応は守るが、政宗様は…貴殿の様に突っ走る癖があるから心配でな。頼んだぜ(笑)」
某は可愛い弟を任せる兄の様な片倉殿の様子に
「はい!試かと承りました!某は全力で政宗殿をお守り致しまする!!」
政宗殿は顔を赤らめ
「…恥ずかしい奴らだぜ(汗)」
でも、何気に嬉しそうにござった(笑)
三人で色々な話をして笑った事を覚えている
幸村の回想終了〜
「政宗殿、真田幸村。1日早く貴殿に逢いに参りました。」
某が中に入ると片倉殿が走って来て
「政宗様が…拐われた。どこぞの解らん忍共にな!真田…政宗様を取り返しに行くぞ!」
片倉殿はそういうと某の襟首を掴み走り出した。
「う…えっ?!か…片倉殿!解りました故、放してくだされ〜汗。自分で走りますから〜泣」
片倉殿は某の叫びに気づかず、某はかなりの距離を片倉殿に引きずられたにござるよ(汗)
片倉殿は政宗殿の事になると余裕が無くなるというか…周りが見えなくなる見たいです。
佐助も同じでござろうか…。
「片倉殿!ところで政宗殿は誰に拐われたか当ては有りますのか?」
某は引きずられながら考え気になった事を片倉殿の背にぶつけた。
「ああ。これが来た。」
片倉殿は某に書状を手渡しまた走り出した。
〜謎の書状〜
独眼龍は頂いた。真田幸村なんかには勿体ねぇ〜からな(笑)
奥州のお宝は貰ったぜ。この俺に手に入らねぇーお宝はねぇーよ!なぁ、野郎共(アニキコール)
じゃあ、大切にするからよ!
「……長曽我部元親でござるね…(呆)」
「ああ…余程死にてぇーらしい…クックックッ…(悪人笑い)」
片倉殿は恐いでござる…政宗殿も片倉殿から前に必死で逃げていたな…藁にもすがるみたいな。