王の１日
□7/20…雷
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ピカッ…ゴロゴロ…
執事「…久しぶりですね
こんなに激しい雷雨は…」
王子「見たか今の…！
稲光だ！稲光！」
執事「…雷が好きな子供も珍しいですね…
現代っ子は皆そうなのでしょうか…」
女中「あの…頼まれていた仕事終わりまし…」
ピシャァッ！
執事「！…近いですね…」
王子「庭園の木に落ちたぞ！
ちょっと見てくる！」
執事「危ないので明日にしてください…
…？…どうしました？
顔色が悪いですよ？」
女中「…ななな…なんでもなひです…」
執事「……………」
王子「なんだ…お前雷怖いのか」
女中「いいえ！そんなことは…」
ピシャァッ！
女中「怖いです！今日は休んでも良いですか！」
執事「…瞬時にて凄まじい変わりようですね…
全く…次期ハウスメイドとあろう者が…」
女中「す…すみません…
どうも苦手で…」
王子「何故だ
おへそ取られるからか？」
執事「その辺はまだ子供なんですね…」
女中「雷は数万〜数十万Ａ､電圧は1〜10億Ｖ､電力換算で平均約900ＧＷもあるんですよ！？
当たったら黒こげじゃないですか！！」
執事「…そうですか…」