拍手連載@
「グリーンっ!!!」
まただ。
また来たよ、うるさい奴が。
何故だかしらないが、最近何歳か年下のチビが来るようになった。
「ねーねー、グリーン!
遊ぼっ!遊ぼっ!」
漆黒の肩ぐらいの黒髪をゆらして走るチビ。
これでも、バッチ四個の実力のあるトレーナーだから驚きだ。
「うるさい、遊ぶなら他行け。」
「えー、私はグリーンとあそびたいんだってばっ!」
ぐいぐいと、はおっていたマントを引っ張るそいつ。
いい加減うるさいので、仕方なくわかった、と言うと彼女はにっこりと笑った。
「ありがと、グリーン大好き!」
(どくり、
胸が高鳴ったのは多分気のせい)
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