妖怪と共に

□番外編
1ページ/1ページ

※全て主人公のお話
(サイト日記で上げた京都の旅行話なのでいろいろと文章早打ちしたもの。顔文字などあるので注意。これ日記です)
【主人公と式神】


 眠いな…
 羽衣狐を倒してからというもの雑魚妖怪どもを仕方なく朝から倒している最中だ。母さんがやっていたことだからと俺もやらされて…とても眠い。
 今日の天気は小雨ぎみ。
 人間の姿ではなく、本来の姿で街を歩いている。
 俺に会った時は気ままに声をかけてくれよな!

 猫又は酒でぶっ倒れて二日酔いだ。ま、俺には勝てなかったみたいだな…昨日は羽衣狐完結したから皆で飲んでいたんだ。楽しかったな〜

 まだあっちに妖怪が居そうだ…
 清水寺でも行ってくるか!



 清水寺だな
 よし、探索するぞ

場面写真

 景色はいいところだな
 そういやここは弁慶ってのが有名らしいが、一度戦ってみたかったもんだな。
 妖怪をも吹き飛ばしたとして有名人だぜ?もし、会えたなら仲間に入れたいもんだ!

あの看板

 そうだ
 こんな看板があったんだが…五時になったら立ち入り禁止と書いてあった。
 どうしてかと思ったが、逢魔が時の時間だ。
 人間が間違って黄泉の世界に連れて行かれちゃ困るな。これは危険だ。少し人間が近づかないように術をかけておかせてもらった。
 あまり行くなよ?狐は魂を運ぶとも言われている。しかも灯籠には、常夜なんとか──と書いてあった。黄泉に向かうものだ。行く時は朝にしておけよ?

 ふーっ。
 妖怪も追い払ったところで一旦は安倍家に戻ったが、ご飯を光高に用意をされていたので食べてから開始だ。
 しばらく休むぜ(Θ-Θ)…



場面写真

 大文字の山を見ながら、昼間は風狸の風によって瞬時に移動する。
 観光地でも有名だが、白蛇に会いに来たわけだ。
 金閣寺だな〜相変わらずきらきら輝いている。
 人に襲いかかりそうになった妖怪を縛り上げて連れ出しておいた。

「世話が焼ける…」
「おお#name#か、お久しいー」
「よ!今日も墓参りか」
「まーねー」
「俺も一ついいか」
「ありがとよー」

 金閣寺にある白蛇の塚。
 その場所でしばし白蛇と話して妖怪を退治してから去っていくことになる。
 ここには龍門の瀧ってのがあるが、ここから貴船の神が通ったりはするのだろうか?今度尋ねてみたいものだ。
 いい天気になってよかったな…天照大神に祈ったおかげかな?

場面写真

 天気が雨が降ったり止んだりと不思議に思いながらも散策。
 暖かくて眠くなってきた…
 ちなみに白蛇に言われたからいうが、今日は私服だ。さすがに毎日着物を着て暮らしているわけではないんだ。
 ちょっと橋で風景を見ている。心が静まって落ち着くな…

場面写真

 龍安寺かここは。
 雪景色、なんてね。

 ──ぼっち、ぼっち
 ──うるせぇよ

 人には見えないのか、狸姿になって頭の上でご機嫌でいる風狸。

場面写真

 春の訪れを感じながら妖怪がいないことにほっとしているのだった。



 若干疲れて来たと思いつつ、またふらふらと行く。

場面写真

 仁和寺にて昼寝したくなってきてしまった…真言宗出もある(ナウマクサンマンダバサラダンカンなど)陰陽師としてはお参りしてこようと行って来たぜ!

場面写真

 ちょっとした誰にも見えないようにうたたねしていたのは内緒な。
 結界張ってたから誰にも見えない(笑)
 門を通る時に真ん中は開けておかないと駄目だぜ?神様が通るから横を歩いてお参り〜してたら明王を発見!!怖いから逃げて来た。
 あとはぶらぶら歩いているだけだったな。
 明王にはさすがに妖怪はよってこないようだ。滅せられるからな…ハハ…

 仁和寺で買った梅を食べながらの帰宅途中。
 今日は不思議な天候で妖怪たちが逆に活発だった。
 暗くなったりするもんだから遊びだしちまうんだろう…
 京都をまともに見回って変わらない姿を見て、少しほっとしている。
 あんなに戦っても守れたものがある。それだけで嬉しいもんだな…

 さて、今夜は安倍家の方で祝いの席がある。
 なぜか俺は追い出されて見回りをしていたわけだが…しっかりと整っているのか心配だ…
 って考えている隙があったら早く帰らないとな!


「風狸飛ばしてくれ!」

 ──ふぅ…わかった


 こうして#name#は帰って行くのだった。

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ