★秘密の手解きの詩★

□1時20分
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時計の針はAM1:20を指している…

「あー今日も仕事で遅くなってもぉたのぉ…桜井さん寝とるやろなぁ…」

ブツブツ小さな独り言をいいながらドアを開ける
ここ最近アルバムの収録などで帰る時刻が午前様になっている
桜井さんとはレーベルがちゃうからアルバム製作などの時間などが違う
桜井さんは朝でて夜帰る、ワシは朝帰ってきて昼ぐらいにでるというすれ違い生活…

今日もまた寝室に行き
桜井さんの寝顔を見る…


ガチャ…
寝室のドアを開け、ベッドの中シーツに包まる桜井さんを見る
あっ…
泣いとる…
桜井さんは横を向いて寝ていたが涙をポロポロと零している
枕がぐっしょりと涙で濡れている…
「しんどぉ…くん…さび…し…ぃ…よぉ…」
ボソと桜井さんが寝言でワシを呼ぶ
そして寝返りをうった

ごめん…
心の中でワシは謝った

ワシは鞄を置き、物音を立てないようにベッドにあがりシーツを取り、桜井さんに覆いかぶさる形をとった
まだ桜井さんの瞳から涙がポロポロと零れている

「ごめんなさい…」
ワシは小声で言うと桜井さんにキスをした



「んっ…」
桜井さんの口から苦しげな吐息が漏れる
まだ桜井さんは夢の中みたい
ワシ…
なんか今犯罪者の気分(笑)
そう思いながら桜井さんの首筋に唇を落とす
着ているパジャマを巻くりまげ、乳房を舐める
「あっ…んんっ…」
桜井さんの呼吸が荒くなる
パジャマの下を脱がし、股の間に顔を埋める
「やぁ…あっひゃあ…なっ何?あっ…」
桜井さんが気がついたみたいで真っ赤な顔をワシに向ける
ワシはなにも言わずに先へ進む


「あっ…ひゃああ…ダメ…あああっ…」
桜井さんが喘ぐ
桜井さんの中にワシ自身を入れ抱きしめながら腰を振っている
グチュグチュズチュ…
パンパンパン…
「あっ…はあん…んんっあっ…」
涙を流しながら桜井さんはワシの腕を掴みながら喘ぐ
「んんっ…はぁん…もう…やぁ…イク…ああああっ…」
桜井さんの背が大きく反り自分の腹の上に欲を吐き果てる
「…んっ…」
ワシは桜井さんの中に欲を吐き出した








「しーんどーさーん…あなた…犯罪者さんですか?」
満面の笑みで桜井さんがワシの頬を抓る
「いたたたたたっ…ごめんなさい!!」
ワシは桜井さんに頭を下げる
「新藤君…本当にやめてよ…ちゃんと抱いて欲しいから…////あんなのやめてください…////後…早く帰って
きて…寂しいから…」
シーツに包まりながら桜井さんがもじもじする
「ごめんなさい…これからはもっと早く帰ってきますし、不安にさせませんから…」
ワシは桜井さんを抱きしめた
「うん…」
桜井さんはワシの背中に腕を回した
「明日は早く帰ってきますから」
ワシは桜井さんと指きりをした

---end---
あとがき
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