★秘密の手解きの詩★

□愛を歌うより、堕ちろ俺に…
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ワシの好きな人は

ブチ綺麗な顔をして歌う人です

その顔にいつもワシはやられています

今日もブラウン管の中でアナタは愛を歌っています

綺麗な声で妖艶な香りをだしながら歌ってます


36なのに何あの色気!!
36なのに何あの可愛いさ!!
テレビの中のアタナを見ながらもんどりうつワシ32歳(笑)
この微笑みだけで全国の女性ファンが虜になるんだろうな…


「はぁ…」
小さなため息を吐いても、本人は来ないし
「愛を歌うより、ワシだけに溺れていてほしいけぇ」
そんな台詞いってもあの人は来ない
ブラウン管で笑顔を振りまく


フワッ…


後ろから抱きしめられた
「新藤君…何テレビの中の俺を見てるの?」
ワシの愛しの人桜井さんがそう言う
「さっ!!桜井さん!いつきたんですか!!」
振り返ると軽く唇に触れるキスをされた
「今さっき」
ニコリと笑われた
トコトコと桜井さんはワシの後ろから歩き、ワシの横に座った
ワシは思いっきり抱きしめた
「何?何?何?」
桜井さんは苦笑いをしながらそう言った
「なんもないです…」
ワシはそう言いながら桜井さんを抱きしめる腕に力を入れた
「なんか、テレビの中の俺に嫉妬するなぁ…新藤君は本物の温もりしってるのに…こうもテレビの自分に見せ付けられちゃうと何か自分に嫉妬しちゃうなぁ」
ブゥと桜井さんは頬を膨らませた
その顔が可愛くって…
「可愛えです!」
ソファーに押し倒した
「ちょっと新藤君!!」
桜井さんが驚く
「テレビより可愛え顔で啼いてください。テレビより妖艶な顔でワシを溺れさせてください…」
ワシはそう言うと桜井さんに深いキスをした
桜井さんは甘い吐息を吐きながらワシの首に腕を回した
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