短編4

□君との想い出
1ページ/4ページ




ふと、思い出したんだ



君との、あの日の想い出を



ねぇ、覚えてるかな?



あの日のことを…





君が初めて笑った日
(君はあの日、初めて僕に微笑みかけてくれたんだよ?)

気持ちを言葉に変えた日
(伝えた途端、知ったんだ。それが『 』であるって)

君に二度目の恋をした日
(再び出逢ったあの日、僕は君に二度目の恋をしたんだ)

二人ぼっちの雨の日
(雨に閉ざされた世界で、2人だけになった気がした)

初めてぬくもりを感じた日
(君に触れたぬくもりが、こんなに温かいって思ったことなくて)

一人になった気がした日
(たった1日離れただけなのにね。君が傍にいないだけで寂しくなった)

絶対泣きたくなかった日
(君にだけは見られたくなかった。臆病な自分なんて)

君と星空を見上げた日
(流れ星を見つけよう。そう言った君の顔は子どもみたいだった)

君だけがそこにあった日
(待っててくれた、あの日の君。それで僕がどれくらい救われたか知ってる?)

何かが変わった気がした日
(全てが変わってしまったね…)




『君との想い出・十題』

配布元―[リライト]
http://lonelylion.nobody.jp/


次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ