短編4
□君との想い出
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ふと、思い出したんだ
君との、あの日の想い出を
ねぇ、覚えてるかな?
あの日のことを…
君が初めて笑った日
(君はあの日、初めて僕に微笑みかけてくれたんだよ?)
気持ちを言葉に変えた日
(伝えた途端、知ったんだ。それが『 』であるって)
君に二度目の恋をした日
(再び出逢ったあの日、僕は君に二度目の恋をしたんだ)
二人ぼっちの雨の日
(雨に閉ざされた世界で、2人だけになった気がした)
初めてぬくもりを感じた日
(君に触れたぬくもりが、こんなに温かいって思ったことなくて)
一人になった気がした日
(たった1日離れただけなのにね。君が傍にいないだけで寂しくなった)
絶対泣きたくなかった日
(君にだけは見られたくなかった。臆病な自分なんて)
君と星空を見上げた日
(流れ星を見つけよう。そう言った君の顔は子どもみたいだった)
君だけがそこにあった日
(待っててくれた、あの日の君。それで僕がどれくらい救われたか知ってる?)
何かが変わった気がした日
(全てが変わってしまったね…)
『君との想い出・十題』
配布元―[リライト]
http://lonelylion.nobody.jp/