現代入り小説(長編) 

□第三話
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いや、まぁ確かに着てやると言ったよ?
前に聞いた時は、メイド服なんか着れるか!!って断ったのも覚えてる。
だから今回はそれを着るんだと思ってたんだ。
それなのに……


第三話 夕飯前後の暇潰し。


「ありがとうございましたー」

カレーの材料は買った。ついでに朝用の鮭の切り身も。

「それで、紅菜は夕飯食べたらどうするんだ?」

「んー?パチュリーを弄るのも捨て難いが、やはり千歳にアレを着て貰ったら帰るよ」

くそっ、忘れてなかったか……。

「あれ?紅菜、なんで優希の家と外とで喋り方が違うの?」

「簡単に言えばキャラ作りだな。
基本学校ではこんな感じだし。あの調子で外を歩いて、知り合いに見つかると説明が面倒だからかな」

紅菜の答えを聞いたパチュリーは、「そう」とだけ呟いて紅菜の横について歩きだした。
何か共感するものがあったのだろうか?







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