幻想郷入り小説
□第五話 b
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……えっ?
どうしてこうなった?
見習い従者と瀟洒な従者 〜日常風景
紅魔館での戦闘の翌日、途中で宴会を抜け出してしまったので、今日はちょっと謝りに行こうと思ったんだが……
「おはようございます、ユウキさん」
「おはよう、咲夜さん。あの……後ろの人って、まさか?」
「はい。昨日の闖入者です」
昨日の闖入者……つまりはリナージが咲夜さんの後ろに隠れるようにしてついて来ていた。
「えっと、一体どんな経緯でそんな状態に?」
「先程、この方が目を覚ましたんですが……記憶が無くて混乱していたので、今からお嬢様の所へ連れていこうかと」
「……着いて行っていいか?」
多分というより十中八九はシャックスの能力で記憶を奪ったからだろう。残りの一、二はこちらから精神に干渉した際のショックか……どちらにしろ、元凶は俺と。
「ユウキさんならそう言うと思ってましたわ。それじゃあ行きましょ」
ツカツカとレミリアの部屋に歩を進めていく咲夜さん。その後ろを離れないようにリナージが着いて行き、二人を追うように俺が歩いていく。
謝りには……行けそうにないかな?
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