現代入り小説(長編)
□第七話
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二階にある三人が使っている部屋をノックする。
「パチュリー、入るぞ?」
『ゆ、優希!?……ちょっと待って!』
バタバタと、部屋の中を動き回る音が聞こえ、しばらくしてドアが開いた。
「も……もういいわよ」
「何してたんだ?」
「なんでもいいでしょ。それで、どうしたの?」
「もうそろそろ出ようかって皆で話してたんだけど、準備出来てるかなって」
「ええ、大丈夫よ」
「それじゃ、行こうか」
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