Novel
□ボスの一日
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ボンゴレ10代目ボス沢田綱吉
10年の年月を経て彼女はダメツナの影も見えない程立派なボスに成長した
主に彼女の守護者+αからのセクハラによって
ボスの一日
AM 6:00 起床
ボンゴレのボスといっても毎日朝がはやいわけではない
普段はみんなと同じ時間に起きるのだ
寝起きが悪くいつも誰かに起こしてもらっているツナは今日も今日とて起床の時間になっても夢の中だった
そんな綱吉を起こすのが自称ツナの右腕獄寺隼人
「10代目お目覚めの時間です、起きて下さい」
朝が苦手なツナにとってはありがたい
ツナが獄寺の声にやっと目を覚まし、起き上がろうと体を起こそうとした
「おはよう隼人
…………で?なんで隼人は私の上に乗ってるの?」
体を起こそうとしても起き上がれず、自分の上を見ると、そこには自分を起こしに来た獄寺がツナの上に馬乗りでまたがっていた
「目覚めのキスはお約束かと」
にっこりといい笑顔でいけしゃあしゃあと言う獄寺
10年の年月を得て落ち着きを見せ、もとより良かった容姿にさらに磨きをかけ大人の魅力を身に着けた
そんな彼にそんな事を言われて落ちない女など存在しないだろう
そんな獄寺に綱吉も負けずとにっこりいい笑顔を返した
「起こしてくれてありがとう着替えるからとりあえず出てけ、その前に一発殴らせて」
「お着替えもお手伝いいたします10代目」
「ナチュラルに変体発言しないで、武じゃないんだから」
彼女の細い腕からどうやったらそんな力が出るのかと不思議に思われるごとく
獄寺のセクハラを自分の鉄拳でぶちのめし部屋から追い出す
ボスの一日の始まり、朝のロードワークである
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