Novel
□その先に視えたもの
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「白蘭様はこの建物の10階に居ます」
「ありがとう」
約束通り部下を連れず一人でミルフィオーレに行った綱吉
エレベーターで百蘭のいる部屋まで向う
ユニ、ようやくわかったよ
君が取った行動が
白蘭との話し合いの、その先に見えたものが
「こんにちは、ボンゴレ10代目沢田綱吉君?」
・・・・・・・見えてしまうのは辛いね
「本当に1人で来てくれたんだ!・・・・・・嬉しいなぁ」
でも、何を見てしまっても、みんなを幸せにしたいから
「折角きてもらったのに悪いけど・・・・・・」
みんなを護りたいから
「僕達の計画のために君にはここで死んでもらうよ」
笑うよ
「バイバイ♪」
・・・・・・後は頼んだよ、10年前の「俺」