Novel
□ボスだって女の子
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「ん〜〜!!!!なんっていい天気なんだ!!」
綱吉は軽快なステップで街を回る
自分は腐っても女だ
たまには一人で買い物だってしたい。
「本当はクロームとかハルとかラルとかと女の子のショッピングとかしたかったんだけど・・・・・・
みんな仕事だし仕方ないよねー」
今度の休暇の時はクローム達の休暇に合わせようと(勝手に)決め
何かを買いに来たわけでもないのだが
ぶらぶらと適当な店に入り買い物を始めた綱吉
そんな中目に飛び込んできたのは
可愛い洋服に流行の化粧品
極めつけに人気のスイーツの数々
綱吉は目を輝かせて気になる商品を次々と手に取った
「何これめっちゃ可愛いぃ!!!
最近はこーゆーの流行ってるんだ!!!」
手に取ったものは自分にとってとても新鮮で
昔に戻ったみたいだ、なんてちょっと嬉しくなったりする。
ボスになってからというもの
洋服も化粧品もなにから何まで用意してくれる為自分ではあまり選ぶことがない
まぁみんなが選んでくれるものだから
自分に似合ってるものを選んでくれていると思うのだが
「どーもみんなの好みに着せ替えられてる気がするんだよねぇ・・・・・」
綱吉はこっそりため息をつくと
洋服屋のマネキンが着ている可愛らしいワンピースが目に入った。
あぁこういう清楚な感じが懐かしい、としみじみ思う
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