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□囁く
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最近、俺の生活の中で変わった事がある。
それは心の変化。
正体は知っているのだ。
この思いの矛先の人物も。
ただ、思いは伝えられない。否、伝えることに恐怖を感じている。
友人と言う壁は俺が口を開けばあっさりと崩れる。もう、元の関係には戻れない。
アイツが俺の元から離れていってしまう。ソレが、怖くて堪らないんだ。
相手は、俺がこんな思いを抱いているなんて微塵も思ってもいないだろう。
今はソレに安堵してもどかしく思う。
「・・・好き、だ」
「愛してる・・・」
囁いたその言葉は相手には届くことはない。
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イービル片想い。
実は両思いと言うどうでもいい裏設定。
今度はイービルが幸せなのを書きたいです。