05/10の日記

03:20
代償
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イービルが死んで、暫くがたった。
いや、厳密には死んでいない。
今、この時もイービルは魂として俺の中にいる。魂を共有している。
最初はそれで救われていた。
でも・・・・。

「会いたい・・・」
失ったものは大き過ぎた。

声が聞きたい。
顔が見たい。
笑いかけて欲しい。
抱き締めて欲しい。
アイツの、温もりを、

「い、びー・・・、」


イービルの魂は自分の中。
失ったものは多い。
等価交換にしては不公平なような気がしてならない。

「オレ、だって、す、きっだっ・・・・た、っの・・・に・・・っ」

喉の奥に何かが詰まっているようなひきつっているようで、上手く声が出せない。

涙など流しすぎて乾いてしまったと思ったのに、何故か溢れていた。

「オレだってっ、ずっと、イービルの事、す、きだった!!」

寄ってくるイービルに素っ気なくしていたのは照れ隠し。
本当は、好きだと言われて毎回心が跳ねていた。


例え、どういった現状でもイービルの血だけは吸いたくなかったのに。


「うああぁあぁぁぁあ!!!!!」








中の魂じゃ、この叫びに答えてくれない。








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また某様から。

ロード絡みじゃ私は黙ってはいられない。

自分の妄想なんで、噛み合わないのしょうがないと思ってください。
俺んとこのイービルとロードはこんなんです。
照れ隠しです。
てか、あの話で漫画描きたいってもう俺駄目だな。

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