08/01の日記

10:42
裏を書きたかった
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だいたい、クラッド兄さんは奥手すぎる。
効果はえげつないくせに、自分の事には無頓着で、呆れるくらい鈍感でさ。

だから、僕が力を貸そうと思うんだ。
ゾンビマスターの力を屈しして、ルイ兄さんじゃ到底出来ないだろうけど。
どんな人でも打破出来ないような状況にするべく、ね。





今日も平和なアンデットワールド。
なんだか、ここのサイトのモンスターはアンデットの癖にいつもほのぼのしている。

まぁ、そんなことどうでも良いことだが、いつものように、洗濯物を干していたらゾンビマスターのルカがなんだかニヤニヤしながら近づいてくる。

こいつがニヤニヤしているのは大概良くないことばかりだ。

「ねぇ、クラッド兄さん」
「・・・・・・・・・・・・・・なんだ」
「なにさ、その間」
「いや?またろくでもない事考えてるんだろうなーと思ってなー」
「わー・・・ひっどーい」

何が酷いだ。
そんなニヤニヤした顔で言ったって、少しも悪いとは感じない。
ルカは飽きたのかしつこく突っかかってくることをしなかったが、「そんなことより」と話を切り返してきた。

「このジュースをディオ姉さんにあげてくてくれない?」
「なんで、ディオに・・・?」

また何かの薬なのではと疑りを入れたら、ルカは悟ったらしい。
何故か、慌てて説明を入れてきた。

「それっ!ルイ兄さんが作ったんだけどさ、僕が好きな甘さじゃなくて。ディオ姉さんなら好きかなって思って!」
「お前が好きじゃない甘さ・・・?どんなんだ?」

容器に口を付けようとしたらルカが凄い形相をした。そして物凄い早さで、容器を奪われる。
零れるじゃないか。

「なにするんだ!」
「なにやってんの!?・・・クラッド兄さんが飲んだって分かったらディオ姉さん真っ赤になっちゃうよー?」
「・・・・・なっ!な、バカ!」

一気に顔が熱くなるのを感じる。
代わりは無いのかと聞けば「無い」と即答で答えたから仕方がなく容器を離した。
顔が熱い。
吸血鬼には熱さは駄目なのに。まったく。

「はぁ・・・・。・・・あげてこないの?」
「洗濯物干し終わったらな」
「あ、あぁそう・・・(この主夫め)」









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挫折ww
レディおはクラッドって名前になりました。
ディオを水無月さんからお借りしました。

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