レッスルエンジェルス創作書庫

□バンブープリンセス
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むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。あるひおじいさんがやまにしばかりにいくとちゅうにいくとちゅうに、いっぽんのたけが……
 九州某所
 彼女は着のみ着のまま自分が過ごしていた山を下りていた。
 ブロンドの髪は薄汚れているが月の光を浴び、星のようにキラキラとした輝きを放ち、チワワのように可愛らしい目は母性本能をくすぐり、そうな顔立ちをしている。
 しかし見た目の幼さとは違い、彼女はものすごい早さで山を下りていった。

たった一つの手がかりである新聞の切れ端を持って

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