descendants2

□誘い
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「シェル君、ちょっといいかな?」

「は〜い?
なんですかぁ?」


シュスに声をかけたのは、フォン。
にこにこと笑いながら、彼はロイに手紙を見せる。


それを受け取ったロイは、手紙を不思議そうに覗き込んだ。


「・・・招待状、ですか?」






「そうですわっ。
わたくし達・・・あ、貴女から見れば先輩にあたる、フォンとわたくしですが、ここから少し行った森の中に、古いお屋敷を見付けたんですのっ!
まあこの辺は昔いろいろな方が建てたそうですし、お屋敷があること自体は、さほど珍しいことではないのですが・・・。
入ってみると、これがまた綺麗なのですわっ!
人が住まなくなって久しいと言うのが嘘のように・・・っ!」

「そ、そうなんですか?」


愛果はリザに尋ねる。



古いのに、綺麗なお屋敷・・・。
これは、スクープになるかも・・・。



そんな愛果の様子を見て、リザは微かに笑う。
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