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ミシシッピーニオイガメを含めた水棲カメも動物である以上、時にはケガもすれば病気に罹ったりもします。

ここでは代表的なトラブルとその解決策を提示していきます。

☆水カビ病

水棲カメのトラブルとしては代表的です。
皮膚や甲羅に白いフワフワとしたものが付着する皮膚疾患です。

治療法としては人間がかかる水虫治療と同様の対処で。

1)まずは綿棒とかスポンジで付着物を軽く落として下さい。

2)イソジンを溶かした水かもしくはグリーンFと言う薬を溶かし込んだ水で薬浴させる。(1〜2時間程度)


グリーンFは元々、淡水魚向けの薬ですが真菌性の病気に効きます。

3)強制乾燥させる。

1)〜3)を数日繰り返します。

☆食欲不振
・環境温度や湿度が適切でなかったり、日光浴が十分にできないと、代謝が低くなり食欲が低下。環境を改善する。
・ケージが狭く食欲が低下。
・気温が低いので冬眠の準備。
・食欲がなく体重が増えている場合は産卵期の可能性あり。
・生餌(ミミズ、ダンゴムシ等)や獣肉(レバー等)などを与えてみると食欲が回復するケースがあります。

☆元気がないようだけど・・

・環境温度、湿度、光の照射などが適切でない場合は、改善すること。
・夜行性のカメは昼は活動しないこともある。
・カメは寒い季節は健康でも寝ていることが多い。

他に甲羅が柔らかい、眼が腫れている、口を開けっ放しにして呼吸音が聞こえる・・等がありますが、大抵は水質の悪化や栄養・日光浴不足からくるトラブルがほとんどです。

呼吸器系のトラブルについては、シロウトではどうにもなりませんのですぐに獣医にかかる事が必要でしょう。

現在はインターネットでカメに関するトラブルとその解決方法は調べる事ができますが、一通りの知識が欲しい方は是非、『カメの家庭医学』と言う本を入手しておいて下さい。


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