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このページでは管理人がミシシッピーニオイガメ(以下、「ミシニ」と略称)を飼育する上で特に注意してる事柄を記載しております。最低限、これだけ注意できれば元気に過ごせる事でしょう。
☆水はキレイな状態を保つ事!
基本中の基本と言って良いでしょう。
水棲のカメ全てに言える事ですが、水は隠れ場所であると同時に飲料水でもあります。そして、排泄するのも水の中(;´Д`)
ミシシッピーニオイガメのように24時間のほぼ全てを水中で過ごす種は、水が汚いまま放置しておくと水カビ病などの皮膚疾患にかかりやすいので、なるべくキレイな状態を保って下さい。
水槽内の水を全部換水する事が基本ですが、春先や秋は3日に一回。夏場は2日に一回の割で換水して下さい。(水中フィルター未使用の場合)
換水の目安は水の濁り具合の他、陸場に長時間いる場合。これは水が汚れ過ぎて飲めない証拠です。水が汚れたまま放置しておくと、こう言う格好で陸場に長時間、避難する事もあります。
☆水中フィルターの設置
ないよりはあった方がいいです。
水換えの頻度が減らす事ができます。
また、人工的に水流を起こし水を循環させる事で自然に近い状態を作り出すことが出来ます。こうなるとミシニ以外の淡水性生物(植物、エビ、淡水魚、貝類等)の同居も可能になるので実際、アクアテラリウムの状態を水槽内に作って飼育されている方々も多いようです。
水中フィルターには数種類ありますが、カメ飼育専用の水中フィルターを一つご紹介しておきます。
それほど高価な装置ではありませんが、水槽の大きさや水量にも関係する事なので実際の導入の前にご自分でネットで調べるなり、ショップでご相談されるのが良いかと思います。
飼育水はカルキ抜きをした方がよいですが、面倒な場合は水質安定剤を使いましょう。
いろんな会社から水質安定剤が発売されてますが、管理人はコレを使っております。
☆エサの事。
飼育書等を見ると「肉食性の強い雑食」などと『どっちなんだ!?』と言う記述が多いのですが、観察する限りでは「ほぼ肉食」です。
市販の人工飼料に餌付きますが、この他に管理人はコレを与えています。
小魚、川エビ、ヨコエビ(ガマルス)、水生昆虫類の謂わば「乾物セット」です。
たまに「生餌」等も与えてみるとミシニにとってはいい運動にもなりますので、魚・虫・ミミズなどが入手できればあげて見て下さい。
小さくて可愛らしくても「肉食獣」なんだと言うワイルドな側面も見られると思います。
ちなみにこれはドジョウをハンティングした時の写真です。
☆複数飼育について。
カメは基本的にどのカメもそうですが、繁殖の時以外は一緒にいたがらない非常にマイペースな生き物です。
したがってカメは「単独飼い」が基本となります。
同じ種類のカメ・・例えばクサガメを同じ水槽内に二匹も三匹も入れておくと、必ずケンカになります。
ケンカはしなくても互いに威嚇しあったりして、水槽内に妙な緊張感が漂っていたりして(;><)
その意味ではミシニの場合、かなり例外的とは言えるかも知れません。
とは言うものの、こればかりは完全に保証できる事ではありません。
もし、同じ水槽内でトラブルが起きた場合はすぐに別水槽で飼うようにしましょう。
☆冬眠について。
別ページでも書きましたが、室内飼育であれば特に水中ヒーター等導入せずとも普通に活動します。
したがいまして、冬眠の心配はする必要がないと言えましょう。
もし、冬眠させるならば「水中冬眠」が失敗の可能性が低いと思います。
水を張ったバケツ等に落ち葉を入れておき、日のあたらない場所に春まで置いておく・・これでOK。
落ち葉はクヌギやクリなど、広葉樹の葉が良いとされてますがサクラの葉でもOKです。特に都市部に暮らす方ならば、サクラの葉ならば入手し易いかと思います。
もっとも低温に非常に強いミシニなので、冬眠もせずに普通に活動しているようならば通常飼育に戻した方が無難です。
☆日光浴について。
陸場に上って日光浴をする事が滅多にないミシニですが、それでも全く必要ないか?と言う事でもない・・・微妙なヤツらです(;^ω^)
それでは管理人の場合はどうしているか?と言いますと、水槽は窓に近い場所に設置しております。こうしておくと、流木やロックシェルターにつかまってしばらくの間じーっとしている事があり、これがつまり当人にとっての「日光浴」なのだろうと思います。
バスキングライトは使っておりませんが、産まれて一年未満のミシニや冬眠をさせない通年飼育をお考えであれば導入を検討する価値はありそうです。