Rose branches

□Rose branches -22
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【後書き】

 読んで下さって、ありがとうございました…!
 切ない話で申し訳ありません、フォレノワはジョンを応援しています(本当に!)

 ジョンの一人称は、原作(コミックス)ではまだ登場していないので、『私』にしました。

 タイトルのスモーキー・アールグレイは、フォートナム&メイソンのオリジナルブレンド…だと思っていたのですが、どうやら他のメーカーからも出ている、ようで。
 そしてグレイ伯爵が飲んだのはもともとベルガモットで香りづけされたほうではなく、ラプサンスーチョンのスモーキーな香りのするほうだった、ようで。
 ラプサンスーチョンの代わりにベルガモットを使うようになった、そうで。
 なので19世紀後半にあっても大丈夫…か…な…?と思いましたです(;・∀・)こういうブレンドの仕方は、していなかったかもですが…。

【追記:『英国貴族と出会う旅』(東京書籍)には、中国から伝わったのはベルガモットの花入りだった…と書かれています】

 『ソドムの林檎』は、ご存知の方も多いかと思いますが、手に取ったら消えてしまう伝説のものだけでなく、死海のほとりに実際にそう呼ばれている植物が生えている、とか…。
 『エシュコール・ハコフェル』という言葉で検索すると、『ソドムの林檎』に関する面白い話が出てきますのです。

 バルカンというのは炎と鍛冶の神ヘーパイストスであります。ちょっと不憫な神様…。クストゥのバルカン像はルーブルに飾られているのだとか…。

 読んで下さって、ありがとうございますですよ!!(・∀・)

(2012/02/10 UP)
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