Gift(ありがとうございます!)

□小説
2ページ/2ページ


「…っおっと…逃がしませんよ…」

 肘をついて身体を捩り無駄に逃げようとするのを、体重をかけて留め、俺は制服のポケットから最近流行っている飴を取り出した。別に怪しい物じゃない普通のお菓子。中にフルーツのジャムが入っていて、薄い飴がそれを包んでいる。売り文句は『手で溶けずに口の中でとろける』だったか……仕掛けは簡単。外側の飴は一定の温度以上で水分に触れると溶けて、中のジャムが流れ出てくる。要するに、口内の温度と唾液で溶けるらしい。それを誰が最初に言いだしたのか……『前戯のローション代わりになるんじゃないか』と…密かにそうゆう用途としても流行っている。
 俺は包み紙の端を歯で押さえ封を切ると、親指と人差し指で持ち、中指を彼の秘処を探るように双丘の間に滑らせる。
 ヒクリッと反応した場所を確かめて、飴をゆっくりと押し入れた。

「……ひ…ッぅ゙……」
 彼の背中がビクッと震える。飴自体は小さいので、すんなりとナカへ入ってすぐに溶け、数個入れれば差し入れた指を動かすのに丁度良い潤滑さを与えてくれた。俺は中指でゆっくりと内壁を撫でる。

「…っ…ん…ぅ。」

 抵抗する素振りがないのを確認して、押さえる為に使っていた手を彼の腹の方へ滑らせ、その下で中途半端に反応しているモノに絡めて上下に扱く。
 そうして、やっと鼻から抜けるような甘い声が彼から聞こえ始める。

「なかなか良さそうですね、先生。俺の指…先生の先走りで濡れてますし……コッチも指に絡んで締め付けてきますよ。」

 内股に垂れた液をすくい取り、秘処に塗り付け、中指に添わせるように人差し指も入れて動かす。

「………んじゃ、そろそろ俺のも気持ち良くさせてもらってイイですか?」

 クチュクチュと音を響かせる程 解れてきたソコから指を引き抜き、俺もベルトを外し自身を取り出す。
 背中に流れる銀髪や白衣のスリットから覗く白い脚もいいけど、やっぱヤるなら綺麗な顔を見てやりたい。

 俺は、力無く机に身体を預けている彼の身体を再び仰向けにして、縛った手を自分の首にかけさせ、膝を抱え上げ、ピタッと自身の先端を先程まで解していた場所に押しあてる。

「いただきます。」

 俺は熱く激った自身を一気に挿入した。


END ?


ブログにて葬儀屋が理科の先生云々書きましたところ、
涼様が素晴らしいエリ葬を書いて下さり、寄贈して下さいました…!
力作を送って下さり、本当に本当に
ありがとうございます!
(拍手からいただいたので、改行などこちらでさせていただきました…!)
頂いた日:2012.04.01&04.02
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ