12/28の日記

06:53
愛に雪、恋を白 前編@-ヴェル氏、京都へゆく-※写真注意
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※更新は30日ですが、見易いように28/29日の分として分けて書いております。

−お久しぶりですね。
ヴェルレエヌ氏(以下ヴ氏)「ご無沙汰しております!ずっと心の中にはいたんですけれども!!」

−もう、いいじゃないですか。なかのひとに任せてこの日記は廃止で。
ヴ氏「い、いやたまにはヴ氏のことも思い出してあげて下さ…(;・∀・)今回はですね、京都への二泊三日の旅を日記に書かせて頂こうと」

−またサイトの内容と全く関係ないですね。
ヴ氏「ところがですね、なんと、あの相互様とオフをですね…!」

<1日目>
−因みにしょぱなからバスの降車停&新幹線の出発時刻を間違えました。
ヴ氏「えーとゲットしたばかりのメアドに…ぴーちゃんぬくぬくしてて下さいね…と」

−ヴェル氏の優しいデコメがきもいです。
ヴ氏「い、いつも通りだと思うんだけど…わーい広島だ、もうこんなところまで来た!」

−関西に近づくにつれ、車内がだんだん寒くなっていくような…。
ヴ氏「乗車率99%なのに、私の隣だけ空いている!」

(京都着)
ヴ氏「着いたー!!!!!」

−まだ12時過ぎですよ、チェックイン14時なのに。
ヴ氏「ワーイワーイお土産屋さんワーイ」

−(聞いてねーなこいつ)
ヴ氏「チェックイン前でも荷物って預かってくれますかね…まあ、八条口のロッカーに入れて行きましょう。おお、ホテルはあそこですね」

−まず、化野念仏寺ですね。どう行くんですか?
ヴ氏「(『地図で歩く はんなり京都さんぽ』を開きながら)えっとねー、京都バス72系統で51分、鳥居本で降車ですね。絶対すごい山の中だと思う…」

−その本絶対おかしいですよね。さんぽ道とかって2時間半も歩いたらそれもうさんぽじゃないですよ。
ヴ氏「ま、まあ、健康を考えてということで…」

−まずバス停を…あった、あと30分くらいで来ますよ。
ヴ氏「ちょっとお昼ごはん食べたいけど、30分で行って帰ってくるのは微妙かな?」

(バスチケットセンター内の『進々堂』でパンを食べる)
−化野は鳥辺野や蓮台野と並ぶ平安時代以来の墓地で、無縁仏を掘り返して集めてあるそうです。『鳥部野の煙絶ゆる時なく、仇し野の露置くにひまなき』ですね。
ヴ氏「そんな墓地に行くというのに、この近代的な街並みが続いているというのが、なんとも不思議な気がします」

−まだまだ先ですから。
ヴ氏「Zzz…Zzz」

−ヴェル氏、ヴェル氏、起きて!
ヴ氏「むにゃ…あっあああこれは!渡月橋ー!」


−風情がありますねぇ。
ヴ氏「うわー嵐山だー、修学旅行で来ましたよ!懐かしいな修学旅行…私だけ幕末好きで、写真とか撮ってて班の皆から冷たい目で見られた修学旅行…いやー渡月橋綺麗だなぁ」

−そして大覚寺です。大覚寺…日本史で出てきた「大覚寺統」の大覚寺ですかね。
ヴ氏「ありましたね、大覚寺統と持明院統!あれか!」

−みんな降りていくけど、我々の目的地はまだ先のようです。
ヴ氏「この辺随分大きな邸宅が多いけど、みんなお金持ちなんだろうか?」

−昔から土地を持っていた方々なんじゃないですか。何代も前までさかのぼれるような、…。
ヴ氏「なるほど、人も歴史があるんですね…Zzz」

−着きましたよー。
ヴ氏「うにゃ…。…」

−すっごい山の中!
ヴ氏「すごおおおおい!京都初日でいきなりこんな山の中きたー!すごい!三ツ瀬峠の手前みたい!」

−これはちょっと帰りのバスが…一時間に一本しかないー!
ヴ氏「やばい…これは…あの、ちょっとトイレ行きたくなってきたんですけれども」

−そこにありますよ。観光者用トイレ。
ヴ氏「めっちゃ犬吠えてるんですけれども…こういう閑散とした中で犬の吠える声がするのって、ちょっと、おどろおどろしいよね」

−黒澤明監督の『夢』でそんなシーンがありましたね。
ヴ氏「またそんな感じのトンネルあるし…ドングリいっぱい落ちてるなぁ」



−あれですね、念仏寺。
ヴ氏「外人さんは何を思ってこんなとこまでレンタサイクルで来てるのか…あれ、雨かな?」

−雪…?なんか、小さな粒ですね。晴れてるのに?狐の嫁入り?
ヴ氏「山の天気は変わりやすいってことかな?狙ったように傘が売られてますが…」

−おお…石段の横に既に小さな仏様が…。
(拝観料500円を渡して、『ようお参りでした』と挨拶を頂く)
ヴ氏「うっわー、綺麗な黄緑色の苔…うっ…わー!」

−びっしり、両手で抱えられるくらいの石が密集してます!これは…ひとつひとつ、下に…。
ヴ氏「埋まってるんですよね…すごいなぁ、大小さまざまな石のお墓が…」

−あれ、ほら、石がこんもり苔を背負って…。
ヴ氏「なんか泣けてきた…(´;ω;`)ひょっとしたらこの下に、検非違使とか女房とか、貴族の子とかいるかもしれないわけじゃん…」

−現代用の納骨堂や墓地もあるんですね。なんだか竹林の中に道があって、上に行けるようです。

ヴ氏「六面六体地蔵、これはガイドブック(京都さんぽ)になかったなぁ」

−なになに、人道から始まって天道で終わるように、一周しつつお地蔵さまにお水をかけていくと罪障が流される…。
ヴ氏「ごめんなさいね、お水冷たいですが」
(後から来た二人組にしっかりしたガイドさんがついている)

−ヴェル氏、そのお経唱えるのは一回でいいみたいです。
ヴ氏「先に言って!先に!しかも多分人道で終わった!」

−まぁ、ヴェル氏の罪は流れなかったということで。
ヴ氏「そんな!」

−あ、水子地蔵もありますよ。
ヴ氏「私、水子地蔵ってなんとなく苦手なんです。なんかね、誰かのエッセイで、『手術の様子をTVで見てしまうと、自分の身にもいつか同じことが起きるような気がして怖い』って書いてあったんだけど、なんか、そんな感じで」

−子供の像に、ピンクの産着と靴下がお供えされている…泣ける…。
ヴ氏「訪れる人に取材しないでって書いてありますね」

−うわー、そういうこともあるんですね…。
ヴ氏「外人さんがめっちゃ賽の河原で写真撮ってるんですけれども、そこ撮影禁止って書いてない…?違う?」

−むしろちょっと、撮れないですよね、ここでは。
ヴ氏「やー、堪能しました、化野念仏寺」

−あ…お寺から出たら雪みたいなのが止んだ…。
ヴ氏「あっ、あの黒い犬、さっきめっちゃ吠えてたのに、私の顔見てキョトンとしてる…」

−…。
ヴ氏「…」

(続いて嵐山へ)
−嵐山に寄る予定じゃなかったけど、帰り道だし、ちょっと見て行きましょう
ヴ氏「あっ、みたらし団子!ガイドブックにあった、みたらし団子の発祥の地『加茂みたらし茶屋』の支店ぽい!」


−普通みたらし団子ってもうちょっとブニッとしてますけど、ここのはなんだかキュッと丸いですね。
ヴ氏「おいしー(*´ω`*)香ばしい、全然違うー!」

−みたらし池の水玉をかたどったもので、1個と4個で人間の五体を表す…ほおお、そんな意味があるとは…。
ヴ氏「(『新八』にて)わーい、ぴょんやのシールげっとです。あとで伊勢丹のぴょんやにも行こう!」

−そういえば、あだしのまゆ村に行くのを忘れてしまった…。
ヴ氏「(『まるん』にて)京野菜のジャムですって( ・∀・)これ、ぴーちゃんに買って行こうかな?」

−いやいや京都の人に京都のお土産ってどんだけですか。さて、駅に戻るよりこの辺りで夕食にしましょうか?
ヴ氏「にしんそばか湯豆腐かっていう感じですかね、どこがいいかなぁ…」
(豆乳のいいにおいにつられて『嵯峨とうふ・稲』へ)
京おばんざい御膳 1,780 円
おばんざい 季節の煮物二種
手桶 くみあげ湯葉
椀物 おすまし(結び湯葉・かいわれ)
御飯 炊き込みごはん
おばんざい鍋 豆乳・味噌仕立て
(湯葉入りひろうす・餅・生麩(よもぎ 胡麻)・大根・にんじん・水菜)
香の物 京つけもの二種
甘味 自家製 黒本蕨(わらび)
国産の黒本蕨粉を使用し、かまねり製法に
こだわった嵐山名物「稲」の黒本蕨
(『嵯峨とうふ・稲』HPより)

−『季節の煮物』は胡麻豆腐とおからでした。この湯葉、ポン酢で頂くようですが…。
ヴ氏「わーいすくってもすくっても出てくるわーい」

−水菜も京都で味わうと違いますね。
ヴ氏「お豆腐あつあつ(*´ω`*)冷えた体が温まりました。肉も魚もない豆腐一色ですが、お腹いっぱい!これはヘルシーでいいなぁ、毎日食べたい…」

−こ…この蕨餅…これが本当の…蕨餅…!

(そして渡月橋のバス停へ)
ヴ氏「あいた、バスの時間間違えた。あと20分は来ないですよ」

−まだ18時なのに、みたらし屋さんなど全部閉まってしまいましたね。川の上ということもあって、なんだか物寂しいというか…。
ヴ氏「こういうところに一人でいると必ず…ほら!おじさんに絡まれる!」

−おじさん携帯で腕時計照らしてるんだけど!ちょっと違うんじゃないかな!
ヴ氏「(バスが来て)乗る人数を数えてる!先生かー!!」

−おじさんのおかげで20分が早く過ぎました。
ヴ氏「まぁいい人だったよね…」

−さて、まっすぐ帰りますか?まだチェックインもしてませんし。
ヴ氏「(八条口の近鉄名店街を歩きながら)ねぇ、あのケーキ屋さん、なんかすごいんだけど…みんな見てるし…すいません、ここ何時までですか?21時?ちょっと、チェックインしたらここ入りましょう」

(新・都ホテル本館へ)
−お部屋ひろーい!想像以上にラグジュアリーな空間ー!
ヴ氏「プレミアムフロアって書いてあるんだけど…(;・∀・)そんなのにした…かな?」
(八条口のBerry Cafeへ)

ヴ氏「風邪の予防に、オレンジジュース飲みたいです。ビタミンCのサプリは飲んでるけど…すいませーんオレンジジュース、ケーキは…そこから選ぶ?」

−このマンゴーツリーっていうのがおいしそ……ヴェル氏…950円って書いてあるんですけど…。
ヴ氏「…ホールで?」

−1ピースで、ですよ…?
ヴ氏「え…?ちょ、マジで言ってる…?(;・∀・)」

−ここまで来たら食べるしかない!!
ヴ氏「ふおお!!頂きます…」

−お…いし…い…。
ヴ氏「なにこれ…色の変わりやすいはずの洋ナシがもぎたてのように新鮮で、マンゴーの熟し加減もちょうどいい…タルト生地のフルーツにはさまれたムースのようなフルーツ味のクリームのようなものは甘すぎず…まさにケーキ界のトップ観光地や!!これなら…これなら100個でもいける…!」

−コムサカフェの系列?なんですかねここ。ベリーカフェコムサって書いてありますね。
ヴ氏「これはちょっと…これ、ぴーちゃん食べたことあるかなぁ。連れて来たいなぁ…」

<二日目に続きます…!>

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