01/04の日記

07:17
愛に雪、恋を白 後編A-ヴェル氏、山に登る-※写真注意
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※更新は5日ですが、3日・4日の分としてUPしております><

−感動のオフ会から一夜明けて、再び朝食バイキングです。
ヴ氏「ぴーちゃん…ほっぺた生麩だったなぁ…細かったなぁ…mgmg」

−また4皿食べた!
ヴ氏「チェックアウトを済ませて、荷物を預けて…まず鞍馬山に登るつもりだったのですが、出町柳行きのバスに乗り遅れてしまったので、予定を変更して昨日行かなかった安井金毘羅宮に行くことにしました」

−ヴェル氏が4皿も食べるから…。
ヴ氏「あっバスから見えた!あれだ!」

−参道のすぐ脇にラブホテルがありますよ。AOI HOTEL。葵っていうのがさりげなく京都らしいですが。
ヴ氏「わーお札びっしり貼られてるなぁ、これくぐるんですね」

(護摩木と蝋燭を奉納することに)
ヴ氏「○○さんと幸せになれますように…と」

−わわわ。護摩木に勝手にぴーちゃんの名前書いてる。
ヴ氏「蝋燭………何度つけても火が消えるんだけど」

−ヴェル氏。
ヴ氏「はい」

−風があるんだから、消えるのは当たり前ですよ。つけたらすぐこの中に入れて、ガラスの扉を閉めないと。
ヴ氏「あっ!あそうか!」

−早く閉めて!他の方のが消える!…さて、祇園四条駅に向かいましょう。
ヴ氏「寒い…ちょっとコンビニであっかいペットボトル買って、手に持って歩きます」

−祇園の古風な感じのローソンの横を通って…あ、ここ、仲源寺ですって。眼病に効くそうですよ。
ヴ氏「それは母のために参らないと!(お参りして、駅に到着)あれ、なにここ…切符の買い方がワカラナイ…あっ祇園四条から出町柳までじゃなくて、もう鞍馬までの連絡切符が買えるんですね」

−出町柳で叡山電車に乗るのですが、少し時間があったので駅周辺を歩いてみました。水辺で鳥がたくさん休んでいましたですよ。
ヴ氏「叡山電車、最初は街中を走っていたのですがだんだん景色が変わっていって…」

−貴船駅、小さいー!
ヴ氏「水源に近そうな川ー!!!」

−やばい…これはマジで…山の中だ!!!

ヴ氏「外人さんは何を思ってクリスマスに鞍馬寺まで来ているんでしょう…」

−Oh! Japanese Tengu!みたいな。
ヴ氏「やばい!見て!ストーブと座布団の置かれたベンチのある木造の待合室!映画みたい!」

−やばいやばい言いながら鞍馬寺へ…大きな天狗がお出迎えです。結構、お土産物屋さんとか、ありますね。牛若餅というのが名物なのかな?


ヴ氏「やばいこれはほんとやばい」

−やばい言いすぎです。
ヴ氏「だって見てこれ!手を清めるひしゃくが凍ってるの!つららが垂れてる!」

−(ガラッとあけると、ケーブルの切符を売っているおじいさんが『ようお参りでした』と声をかけてくれる)わあ…毘沙門天ですよ。
ヴ氏「この毘沙門天にはとても心打たれました。荘厳でした」

−2階には写真家の方が撮られた鞍馬の生き物の写真が展示されているのですが、ちょっと、ごめんなさい、長居できませんでした。
ヴ氏「あの、虫と貝の写真ばっかりでですね、どちらも決して嫌いではないんですけれども、その、拡大されてて、ちょっと…でも夏だったら川を見てみたかったです」

−ケーブル、乗りますか?
ヴ氏「乗っちゃう?このまま帰ってもね…片道100円なんですね」

−切符が蓮の花びらみたいな形です。
(ケーブルに乗ってさらに山の高いところへ)
ヴ氏「段々寒くなっているような…ここで降りるんですね…えっ、まだ更に歩くの…?」


−延々と続いてますよ。引き返すなら、今ですよ。
ヴ氏「行くよ!行くけど…杖の貸し出しがあったのは、そういうわけなんですね…」

−まあ、そんなに坂道というわけではないみたいですね。マムシに注意って書いてあったけど、今は冬眠してますよ…ね?
ヴ氏「石が緑ですね。あの、苔で緑なんじゃなくて、何かの成分で緑みたい」

−なんかレアな山鳥が…時々、パラパラッて小石の落ちてくるような音がするんですが…。
ヴ氏「やばいクリスマスなのになんでこんな山の中にいるんだろう。雪降ってきたし!!!」

−雪というより雪の結晶がそのまま舞っているみたいですね、下界では降ってないんじゃないかな。
ヴ氏「着いたー!」


−あ、着いてみると意外に人がいるような…。狛犬じゃなくて、阿吽の寅がいるんですね。ヴェル氏、なんでお線香2本立ててるんですか?

ヴ氏「私とぴーちゃんの分です」

−そういうきもいことしなくていいから。
ヴ氏「では、早速中へ…わあ、すごく広いですね…わりと中暗いな…」

−寅の一筆箋と塗香を買いました。
ヴ氏「ねえ、左のほうに下へ続く階段がありますよ」

−それ行ったらいけないんじゃない?
ヴ氏「ええーでも縄とか貼られてないし、看板出てますよ。『宝殿(清浄髪祈願道場)西口→』清浄髪…頭を丸めてるってことかな?」

−少なくともハードワックスで立ててる人の行くところではなさそうですね。
ヴ氏「ちょこっと、ちょこっとだけ見てみよう」

−…真っ暗…。
ヴ氏「え何ここマジで何ここちょっとちょっと」

−ぼうっと、蝋燭の明かりが見えるんですが…。

(上から読経が聞こえてくる)
ヴ氏「ビクッ」

−も、もういいでしょ、見たでしょ、帰りましょ!!
ヴ氏「はぁはぁ…因みに後日、ここに入られた方のブログを拝読しました。なんだかお線香をお供えするようになっているそうです、一応入ってもいいみたい…」

−この後しばらく、どなたか入られるようなら一緒に再挑戦しようとウロウロしていたのですが、どなたも入られませんでした…。(外に出る)あ、ここが終点じゃないんですね、もう少し山の上へのぼれるようになっていますね
ヴ氏「お坊さんすっごく薄着…。」

−こんなところにもカップルがいるだと…。
ヴ氏「あ、お水発見ー!」

−ヴェル氏、それはガイドブックに載っていた義経公の息つぎの水ですよ。
ヴ氏「え!まさか…もう50分かかるという貴船までの散歩道に入っているのでは」
−奥の院魔王殿と貴船神社、行きますか?
ヴ氏「すみません、ちょ…っとこの、木の根道って、ほんとにほんとの山道らしいので、ちょっと…」

−引き返しますかね。
(@STJnoir 下山なう)
ヴ氏「寒い寒い寒い寒い」

−ここでお昼ごはんにしましょうか。
ヴ氏「すいませーん、深山御膳と、甘酒ひとつ下さいー。あと、ここで鞍馬杉というお土産を買おう」

−ほうじ茶の温かさが温かい…。メニューはお餅と麩のお雑煮、山菜、佃煮などでした。
ヴ氏「下山するとき、うどんの中に入りたいって言ってる方がいたけど…私はこのお雑煮に入ったお餅にくるまりたい…」

−あ、なんか吹雪いてきたんですが…。
ヴ氏「いいですまだ動かないですもうちょっとあったまります」

(再び叡山電車へ)
−さようなら鞍馬山…。貴重な体験でした。ここに住みたくなりました。
ヴ氏「なんだか、当たり前のようにサンタ帽をかぶっている外人さんがいますね」

−出町柳で降りて、三条京阪前へ…昨日のリベンジで龍安寺へ行くわけですが、59番のバスが…。
ヴ氏「(土下座している高山彦九郎さんの像の前をいったりきたり)やっぱり、見つからない…どっち側のバス停にも、来る気配がない…」

−諦めましょうか?
ヴ氏「うう…」

−まだ四条烏丸のCOCONとか、マンガミュージアムとか、見たいところはいくつか…あっ。
ヴ氏「あっ!あいつ!59番のバス!(ダッ」

−ちょっと!?バス追いかけて走るって正気ですか!?
ヴ氏「だって!どこで止まるか見届けないと!そしたら次のに乗れるから!」

−ああっ折角の池田屋を通り過ぎっ…。
ヴ氏「曲がった!あっち!…見失ったけど、多分この辺りのバス停に…あったー!59番、ここに止まるみたい!!」

−執念ですねもはや…。
ヴ氏「はぁはぁ…そんなわけで、無事、龍安寺に着きました」

−石庭もまさかそんなに見られたいと思われてるなんて、思ってないよね。
ヴ氏「あれ?」

−これはまさか?
ヴ氏「靴を脱いで、スリッパに履き替えるんですね」

−潔癖には少々つらいイベントです。まぁ、万が一石庭を汚してしまったら一大事ですからね。
ヴ氏「そうか。靴だと下りる人がいるのかもね。おお…」

−おお…ロックガーデン…。
ヴ氏「あまり広くないけど、いっぺんに全景を見ることができないので、右を向いたり左を向いたり飽きないですね」

−ここには15個大きな石があって、全部を一度に見ることは出来ないんだそうです。
ヴ氏「こう、なるべく目の端で左右を見る感じで」

−やると思った。
ヴ氏「15個目がどこにあるかわかりませんね…いち、に、さん、し」

−ヴェル氏が数えるから、隣の外国の方も数え始めましたよ。
ヴ氏「フィフティーンって言ってるんですけれども」

−いや15個全部見られるスポットは一ヶ所しかなくて、縁側のこんな位置ではないはずなんですが…。
ヴ氏「この模型だと一度に全部見られますね。でも、なんというか、すぐ見飽きますね」

−やっぱり見えないのがいいんですね。さて、帰りますか。
ヴ氏「龍安寺って、石庭だけじゃなくて、池も広くて綺麗なんだなぁ…紅葉の落っこちてるの、拾ってもいいかな?」

−潔癖でもそういうところは触れるんですね。
ヴ氏「26枚も拾いました」

−暇人!


ヴ氏「そんな感じで、あとはベリーカフェでケーキのお土産を買って、帰路につきましたです(・∀・)妙心寺北門のワンダアカフェと、伊勢丹のぴょんやに行けなかったのが心残りかな…ホテルではバルーンアーティストを見かけました。サンタさんとトナカイに扮したホテルマンの方が、出口で見送ってくれました」

−クリスマス満喫でした!!
ヴ氏「うっかり 東 京 行 き のホームの待合室でパンとか食べて寛ぎましたが、ギリギリで気付いて間に合いましたですよ」

−またそういうことをする…。
ヴ氏「京都の皆様、ぴーちゃん、お世話になりました…!ありがとうございました!!」

<ありがとうございました…!!>

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