01/24の日記
07:09
クロハン文章 R18ボツ小説です
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※18歳未満の方は、ごめんなさいなのです
※[クロード+トンプソン+ティンバー+カンタベリー]×ハンナなので、男女ものがお嫌いな方もごめんなさいなのです
※しかもボツなので中途半端です…
カントリー・ハウスは城ではないが、今まで家らしい家に住んだことのない者にとっては豪奢すぎていた。膝をついてチェス盤のようなマーブル・ホールの床を磨きながら、広い階段を上っていく人間を眺めていると、彼らは自分の矮小さを引き立たせるためにこのように飾り付けた家に住んでいるのかという気がしてくる。尤も、自分はそんな人間の下で、窮屈な服を着て床を磨いているのだから滑稽だ…おまけに、主人には鼠よりも嫌われている。地獄の遠雷の代わりに、少年の罵声が毎日浴びせられる。それ自体は可愛いものだが、ただ奉仕のみを目的とする女の服に袖を通したときから、いつかあることが起きるのではないかという予感がしていた。…
背中に木の壁が堅い。
手袋をはめたままのクロードの指が、木綿のスカートをたくしあげ、下着の中に滑り込む。その指遣いは細やかで、三本の指を五本にも、十本にも感じる。
激しい指先とは裏腹に、表情は固いままだった。黄金色の瞳がじっと自分を見つめている。
「…っ」
身体が宙に浮く。指の代わりに熱いものが押し込まれる。
「旦那様よりは、ゆるいな」
クロードが口を開いた。客用の寝室に呼び出され、無言で荒々しい愛撫が始まってから、初めだった。
「っはぁ、…いやっ…クロード」
「嫌…?」
「背中が、擦れて、痛い…わ」
「ならばこちらへ。トンプソン」
その声に応え、トンプソンが現れる。天蓋から垂れるドレープの向こうに、他の二人も待機していた。
クロードがハンナを抱えたままベッドに近づくと、トンプソンとティンバーがその身体を預かった。服を脱がせ、うつ伏せに横たえる。
「…!」
無言で始められる、行為の続き。クロードは豊満な臀部を掴み、自身を突き立てながら三人に目で合図した。
−この三人は私の下僕だったはずなのに…。
クロードはもともと上級の悪魔だったが、トンプソン・ティンバー・カンタベリーの三人は違ったはずである。殊の外ハンナにつらくあたる主人に同調してか、いつの間にか立場が逆転していたのだった。メイドは、男の使用人たちより立場が下である。ぶたれても、何も言わずかいがいしく働くハンナの姿は、彼らの嗜虐心を煽った。
今も喘ぐ口はトンプソンのものでふさがれている。
「ん…ぶっ、んんっ…」
「ハンナ、こいつらに丁寧に奉仕してみろ」
「んんっ…ふぁっ…」
淫靡な水音が聞こえ始め、クロードは満足げに笑った。物言わぬ、人形のような三人の精液が順番に口の中に出される。一人一人味も粘度も異なるそれを必死の思いで飲むと、強引に仰向けにさせられた。
クロードの腰の動きが激しさを増す。左右からは三人が代わる代わる乳房を弄ぶ。目を閉じると、巨大な蜘蛛に犯されているような気がした。胸も、臀部も掴み上げられ、ひたすら太くて熱い男根が出入りしている。
「っかはっ…、クロード、ああ…んっ!」
「ふ…そんな汚れた口で、名前を呼んで欲しくないものだ」
「いっ、いい、私…っ」
言葉を紡ぎながら、はっとした。
「お願い、中で出さない…で」
「…ああ、ようやくイキそうだ」
「嫌っ…!お願い、外に出して、お願いよ」
必死に抗おうとするが、三人に力ずくで押さえ付けられていた。いつから、こうなってしまったのか。このままクロードの命令に従い続けるつもりなのか。
「ふ…蜘蛛の子を産んでみろ」
「やあぁっ!駄目!だめええぇっ…」
クロードの下腹部が小刻みに震え、白い液体がどくどくと注がれていった。射精が終わるまでの間、ハンナは指を噛んでその感触に耐えていた。
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ヴェルレエヌ氏(以下ヴ氏)「いやまあ、人間諦めることも大事だと思うんですよ」
−どど、どんな話になる予定だったんですか、コレ。
ヴ氏「えっとね…このあとハンナがアロクロな場面を覗いちゃって、うっそーあいつ攻めみたいなこと言ってたのに受けだったんだ!ってなって、貴方はその鬱憤を私で晴らしているのね…いいわ私受け止めるわ、みたいな」
−ひとつの話の中に、クロード攻めとクロード受けが混じっちゃったんですね。
ヴ氏「これじゃあまりにもなんていうか、読み手を選ぶというか、誰得なので、あと多分つまらないのでやめます…すみません…(;´Д`)ちょっと…クロハン書きたかったの…ごめん…」
−代わりの新作準備、早くして下さいね。
ヴ氏「うっ…ありがとうございました…m(__)m」
<ボツ作品でした…>
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